06生活支援技術

第31回介護福祉士国家試験過去問題 生活支援技術

生活支援技術

第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題35

下記のマークが表しているものとして,正しいものを1つ選びなさい。


1 肢体不自由のある人が運転する自動車
2 障害者が利用できる建物,施設
3 義肢や義足などで援助や配慮を必要としている人
4 オストメイトであること,オストメイトのための設備があるトイレ
5 障害者の就労支援に取り組んでいる企業

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題36

Aさん(38歳)は,共同生活援助(グループホーム)に入居している。料理が得意で,普段はエプロンを身に着けて揚げ物料理をガスコンロで作っている。
防火を意識した調理支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 調理材料は,ガスコンロの周辺に置く。
2 調理をするときは,袖口を絞った衣類を着てもらう。
3 調理に時間がかかるときは,鍋から離れてもらう。
4 火災警報器は,床に近い部分に設置する。
5 強い火力で調理してもらう。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題37

歩行が可能な脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)の高齢者の転倒予防に留意した環境整備に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 弾力性が高い床材を使用する。
2 洋式トイレの予備のトイレットぺーパーは足元に置く。
3 頻繁に移動する場所には手すりを取りつける。
4 調理用具は,頭上のつり棚に収納する。
5 いすにキャスターをつける。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題38

介護福祉職が行う身じたく・整容の支援と使用する道具の組合せとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッド上での口腔ケア――ガーグルベースン
2 浴室での洗髪――――――ドライシャンプー
3 総義歯の洗浄――――――歯磨剤
4 耳垢(耳あか)の除去――ピンセット
5 ベッド上での洗顔――――冷水で絞ったタオル

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題39

ベッド上で臥床したままの利用者に行う和式寝衣の交換の介護に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 袖を抜くときは手→肘→肩の順で行う。
2 脱いだ寝衣を広げ,その上に新しい寝衣を重ねて広げる。
3 利用者の脊柱と新しい寝衣の背縫いの部分を合わせる。
4 左前身頃の上に,右前身頃を重ねる。
5 腰紐は結び目が背中に回るように結ぶ。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題40

入居施設で生活する利用者が車いすを使用して外出するときに,介護福祉職が計画,準備することとして,最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1 長時間の外出を企画する。
2 家族に同行を依頼する。
3 外出先の経路情報を集める。
4 折り畳み傘を用意する。
5 介助ベルトを用意する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題41

選択肢1から5の順で,ベッドから車いすへ全介助で移乗するときの,利用者の動作と,介護福祉職の身体の使い方の組合せとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 上半身を起こす―――手首で持ち上げる
2 ベッドの端に座る――踵を浮かせて,低くかがむ
3 立ち上がる―――――前腕で真上に引き上げる
4 車いすに移る――――重心を安定させて,車いすへ足先と身体を向ける
5 深く座り直す――――座り直す方向に向けて,上下の重心移動をする

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題42

Bさん(84歳,男性)は,生活全般に介護を必要としている。ベッド上に仰臥位でいるBさんは,喘息があり,咳込みが続き呼吸が苦しくなり,「楽な姿勢にしてほしい」と訴えた。 介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 枕を外して,顔を横に向けて腹臥位にする。
2 枕を重ねて,頭を高くする。
3 左側臥位にして,背中にクッションを当てる。
4 半座位(ファーラー位)にする。
5 オーバーベッドテーブルの上に枕を置いて,上半身を伏せる。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題43

手首に変形や痛みがみられる関節リウマチ(rheumatoid arthritis)の利用者が,歩行時に使用する杖として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 前腕固定型杖(ロフストランドクラッチ(Lofstrand crutch))
2 前腕支持型杖(プラットホームクラッチ(Platform crutch))
3 松葉杖
4 多点杖
5 歩行器型杖

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題44

身体機能の変化に応じた食事の提供と対応方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 咀嚼力の低下に対しては,麺類を中心とした食事で栄養を補う。
2 味覚の低下に対しては,塩分を増やして味付けを濃くする。
3 腸の蠕動運動の低下に対しては,食物繊維の多い食品を取り入れる。
4 口渇感の低下に対しては,脱水予防のために酸味のある味付けにする。
5 唾液分泌の低下に対しては,食後にアイスマッサージをする。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題45

いすに座っている右片麻痺の利用者の食事介護時の留意点として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 口の右側に食物を入れる。
2 利用者の左腕はテーブルの上にのせたままにしておく。
3 刻み食にする。
4 上唇にスプーンを運ぶ。
5 一口ごとに,飲み込みを確認する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題46

たんぱく質・エネルギー低栄養状態(PEM:Protein Energy Malnutrition)が疑われる状況として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 要介護度が改善した。
2 1か月に3%以上の体重減少があった。
3 体格指数(BMI)が25.0以上になった。
4 低血圧症状が現れた。
5 声が枯れるようになった。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題47

ベッド上で足浴を実施するときの基本的な手順や方法として,適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッドの足元をギャッジアップする。
2 お湯の温度の確認は,利用者,介護福祉職の順に行う。
3 ズボンを脱がせて,下肢を露出する。
4 洗う側の足関節を保持しながら洗う。
5 両足を一度に持ち上げて,すすぐ。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題48

長期臥床している高齢者に,ケリーパッドを使用して行うベッド上での洗髪に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 膝を伸ばした仰臥位で行う。
2 頭皮に直接お湯をかけて,生え際を濡らす。
3 後頭部を洗う時は,頭部を前屈させる。
4 すすぐ前に,タオルで余分な泡を拭き取る。
5 すすぎは高い位置からお湯をかける。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題49

皮膚の乾燥が強くなった高齢者の入浴介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 アルカリ性の石鹸で洗う。
2 こすらないように洗う。
3 硫黄を含む入浴剤を使用する。
4 42℃以上のお湯で入浴する。
5 保湿剤は,皮膚が十分に乾いてから塗る。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題50

ベッド上で腰上げが可能な高齢者への,差し込み便器による排泄介護の方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 使用前の便器は温めておく。
2 便器を差し込むときは両脚を伸ばしてもらう。
3 男性の場合は,トイレットペーパーを陰茎の先端に当てておく。
4 便器の位置を確認したらベッドを水平にする。
5 排泄中はベッドサイドで待機する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題51

Cさん(81歳,女性)は,介護老人保健施設に入所している。腹圧性尿失禁があり,トイレでの排泄や下着の交換には介護が必要だが,遠慮して下着の交換を申し出ないことがある。食堂で昼食をとっている最中に激しくむせ込んでいたので背中をさすったところ,むせ込みは収まったが失禁をしたらしく,周囲に尿臭が漂った。
このときの介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 尿臭がすることを伝える。
2 下着が濡れていないかと尋ねる。
3 むせた時に尿が漏れなかったかと尋ねる。
4 トイレに誘導して,下着を交換する。
5 Cさんが下着を替えてほしいと言うまで待つ。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題52

数日前から下痢を繰り返している在宅の高齢者について,訪問介護員(ホームヘルパー)が入手すべき次の情報のうち,最も緊急度の高いものを1つ選びなさ い。

1 意識の状態
2 食事の内容
3 下痢の回数
4 水分の摂取量
5 肛門部の皮膚の状態

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題53

調理環境を清潔に保つための方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 布巾を使った後は,流水で洗う。
2 食器を洗ったスポンジは,軽く絞って洗剤の泡を残す。
3 魚や肉を切ったまな板の汚れは,熱湯で洗い流す。
4 金属製のスプーンの消毒は,塩素系漂白剤に1時間以上つけ置きする。
5 包丁は,刃と持ち手の境目の部分も洗浄して消毒する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題54

Dさん(84歳,女性,要介護3)は認知症(dementia)があり,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。ある日,Dさんが,訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒に衣装ケースを開けたところ,防虫剤がなくなっていた。Dさんは,新しいものを補充してほしいと訪問介護員(ホームヘルパー)に依頼したが,防虫剤の種類や名前はわからないという。
この衣装ケースに補充する防虫剤の種類として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 しょうのう
2 ナフタリン(naphthalene)
3 パラジクロルベンゼン(paradichlorobenzene)
4 シリカゲル(silica gel)
5 ピレスロイド系

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題55

利用者から洗濯を依頼された。以下に示す取扱い表示がある場合,乾燥の方法として,適切なものを 1 つ選びなさい。


1 日当たりのよい場所でつり干しする。
2 日陰でつり干しする。
3 日当たりのよい場所で平干しする。
4 日陰で平干しする。
5 乾燥機を使って高温で乾燥する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題56

杖歩行している高齢者の寝室の環境整備に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 足元灯を用意する。
2 ベッドの高さは60~65cmにする。
3 マットレスは柔らかいものにする。
4 布団は床に敷く。
5 特殊寝台(介護ベッド)に変更する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題57

Eさん(78歳,女性)は,30年前に夫を亡くした。 姑の介護を8年間一人で行い,1年前に自宅で看取った。隣県に住む息子に促されて介護付有料老人ホームに入居した。入居して間もないEさんは,「何をしてよいかわからない」と日中は部屋で一人で過ごしている。
ホームでの暮らしに戸惑っているEさんへの介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 規則正しい生活を送るように話す。
2 入居前の生活の様子を聞く。
3 ホームの日課を伝える。
4 介護福祉職がホームでの役割を決める。
5 長男に面会に来てもらえるように,生活相談員に依頼する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題58

介護老人福祉施設で最期まで過ごすことを希望する利用者への対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 終末期の介護方針を伝えて,意思確認を行う。
2 入所後に意思が変わっても,入所時の意思を優先する。
3 本人の意思よりも家族の意向を優先する。
4 本人の意思確認ができないときは,医師に任せる。
5 意思確認の合意内容は,介護福祉職間で口頭で共有する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題59

終末期で終日臥床している利用者への便秘予防の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 水分摂取量を減らす。
2 腹部に冷罨法を行う。
3 下剤を用いて直腸を定期的に刺激する。
4 座位姿勢を保持する機会を作る。
5 小腸に沿って腹部マッサージを行う。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題60

Fさん(80歳,女性)は,認知症(dementia)で高齢者施設に10年間入所していたが,死去した。夫(85歳)はFさんが入所中,毎日面会して,Fさんと共通の趣味である詩吟を楽しみ,時間を共に過ごしていた。
夫はFさんが亡くなって 1 週間後,施設にお礼に訪れて,「毎日通うのは大変だったが,今は話し相手もいなくなり寂しい。自分で料理をする気もなくなり眠れない」と涙を流しながら話をした。
Fさんの夫に対する介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 気遣いの言葉をかけて,話を聴く。
2 良眠できる方法を助言する。
3 外食を勧める。
4 趣味に打ち込むように勧める。
5 元気を出すように励ます。

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生活支援技術のポイント

生活支援技術は問題数も多いです。

問題数は26問もあります。

なので、これを全部不正解でこの分野得点ゼロになって国家試験に不合格になるということはないでしょう。

なので、この分野、全問正解を目指す必要はありません

間違えたっていいです。

絶対、クソみたいな問題が出ます。

そして、出題範囲は無限に広いので、試験勉強をするにも限界があります。

なので、わけわからない問題が出たら、あきらめることも肝心。

防虫剤の種類がわからなくっても、洗濯物が部屋干し推奨かわからなくても、介護福祉士として仕事はできます。

わからない問題が出て、パニックに陥ることのないように、さっさとあきらめた方がいいクソのような問題が出ることを覚悟し、割り切って試験に臨みましょう。

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05コミュニケーション技術

第31回介護福祉士国家試験過去問題 コミュニケーション技術

コミュニケーション技術

第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題27

利用者とのコミュニケーションにおいて逆転移が起きている事例に該当するものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 自分が利用者を嫌いなのに,利用者が自分を嫌っていると思い込む。
2 亡くなった祖母と似ている利用者に,無意識に頻繁に関わる。
3 利用者に対する不満を直接ぶつけずに,机を強くたたいて発散する。
4 敬意を抱いている利用者の口癖を,自分もまねて用いる。
5 利用者に対する嫌悪の感情を抑え,過剰に優しく利用者に接する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題28

介護福祉職が行う傾聴に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者が抱いている感情を推察する。
2 利用者が話す内容を介護福祉職の価値観で判断する。
3 対話の話題を介護福祉職の関心で展開する。
4 利用者が体験した客観的事実の把握を目的とする。
5 利用者が沈黙しないように対話する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題29

Hさん(75歳,男性)は,脳梗塞(cerebral infarction)を発症して入院し,後遺症として左片麻痺が残った。退院後,介護老人保健施設に入所し,在宅復帰を目指してリハビリテーションに取り組んでいる。ある日,HさんはJ介護福祉職に,「リハビリを頑張っているけれど,なかなかうまくいかない。このままで自宅に戻れるようになるのか…」と暗い表情で話しかけてきた。
このときの,Hさんに対するJ介護福祉職の共感的な応答として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「不安な気持ちに負けてはいけません」
2 「きっと自宅に戻れますよ」
3 「Hさんが不安に思う必要はありません」
4 「不安に思っているHさんがかわいそうです」
5 「リハビリがうまくいかなくて不安なのですね」

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題30、31

次の事例を読んで,問題30,問題31 について答えなさい。

〔事 例〕
Kさん(75歳,女性)は,小学校教諭を定年退職した後,しばらく趣味やボランティア活動を楽しんでいたが,認知症(dementia)を発症し,介護老人福祉施設に入所した。見当識障害や記憶力低下がみられた。入所後,初めて息子夫婦が面会に来た。Kさんは息子に向かって,「ここで,国語を教えているの」と嬉しそうに語った。息子夫婦は面会を終えて,介護福祉職のところに相談したいとやって来た。困惑したような表情の息子から,「母が,学校で教えていると言った時,どうしたらよいでしょうか」と質問があった。

このときの,息子に対する応答として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「ここは学校ではないので,息子さんから直してあげてください」
2 「お母さんの教員としての誇りを大切にしてあげてください」
3 「お母さんの認識を改めるための何か良い知恵はありますか」
4 「認知症(dementia)が進行しているので仕方ありません」
5 「私たちも息子さんと同じように困っているんです」

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Kさんの病状は進み,自分から話すことはほとんどなくなり,こちらの問いかけにも応えたり応えなかったり,という状況になった。
このようなKさんとコミュニケーションをとる方法として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 沈黙を守る。
2 表情を一定に保つ。
3 開かれた質問を使う。
4 ボディタッチを増やす。
5 コミュニケーションノートを使う。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題32

Lさん(30歳,女性)は,パートタイムで仕事をしながら,自宅で母の介護をしてきた。ある日,母の訪問介護(ホームヘルプサービス)で訪れたM訪問介護員(ホームヘルパー)に対して,Lさんは,「寝ている間に頭の中に機械が埋め込まれて,行動を監視されている」と興奮気味に訴えた。
このときのM訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 それは現実のことではないと説明する。
2 気にしなくてもよいと話をそらす。
3 Lさんの訴えを肯定も否定もせずに聞く。
4 監視されているのは間違いないと肯定する。
5 Lさんの感情に合わせて興奮気味に接する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題33

叙述体を用いて介護記録を作成するときの留意点として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 情報を項目別に整理する。
2 問題のポイントを明確にする。
3 介護福祉職の解釈を記録する。
4 論点を明確にする。
5 利用者に起こったことをそのまま記録する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題34

介護福祉職が行う報告の留意点に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 報告するときは,自分の意見を最初に述べる。
2 予定より時間がかかる業務であっても,完了後に報告する。
3 起こった事実は,抽象的な言葉で報告する。
4 指示を受けた業務の報告は,指示者に行う。
5 自分の推測を,事実であるとみなして伝える。

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コミュニケーション技術のポイント

コミュニケーション技術といっても多様です。対利用者のコミュニケーションなのか、それとも職場内でのコミュニケーションなのか。それをまずは問題文から見極めましょう。

利用者に対しては支持的なアプローチをするイメージで、むやみに励ましたり・努力を強要すると不正解になりやすいので注意しましょう。

職場内でのコミュニケーションに関しては、多職種連携が求められていますので、情報をより客観的に事実を伝える・記録することなどを意識しましょう。

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04介護の基本

第31回介護福祉士国家試験過去問題 介護の基本

介護の基本

第31回介護福祉士国家試験(平成31年度) 問題17

2012年度(平成24年度)「高齢者の健康に関する意識調査結果」(内閣府)の介護を受けたい場所に関する次の選択肢のうち,最も多かったものを1つ選びなさい。

1 「子どもの家で介護してほしい」
2 「介護老人福祉施設に入所したい」
3 「自宅で介護してほしい」
4 「病院などの医療機関に入院したい」
5 「民間の有料老人ホームなどを利用したい」

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第31回介護福祉士国家試験(平成31年度) 問題18

社会福祉士及び介護福祉士法における介護福祉士の義務として,適切なものを1つ選びなさい。

1 家族介護者の介護離職の防止
2 医学的管理
3 日常生活への適応のために必要な訓練
4 福祉サービス関係者等との連携
5 子育て支援

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第31回介護福祉士国家試験(平成31年度) 問題19

茶道の師範だったFさん(87歳,女性,要介護3)は,70歳の時に夫を亡くし,それ以降は一人暮らしを続けていた。79歳の頃,定期的に実家を訪ねていた長男が,物忘れが目立つようになった母親に気づいた。精神科を受診したところ,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)と診断された。昨年から小規模多機能型居宅介護を利用しているが,最近は,宿泊サービスの利用が次第に多くなってきている。Fさんは来所しても寝ていることが多く,以前に比べると表情の乏しい時間が増えてきている。
介護福祉職がFさんの生活を支えるための介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Fさんが安心して暮らせるように,長男に施設入所を勧める。
2 夜間に熟睡できるよう,日中は宿泊室に入らないように説明する。
3 長く茶道を続けてきたので,水分補給は緑茶に変更する。
4 心を落ち着かせるために,読書を勧める。
5 茶道の師範だったので,お茶のたて方を話題にする。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題20

Gさん(68歳,女性,要介護2)は,小学校の教員として定年まで働いた。Gさんは,3年前にアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)と診断された。夫は既に亡くなっており,長男(30歳)と一緒に暮らしている。週に2回通所介護(デイサービス)に通い,レクリエーションでは歌の伴奏をよくしている。その他の日は,近所の人や民生委員,小学校の教え子たちがGさん宅を訪問し,話し相手になっている。
最近,Gさんは食事をとることを忘れていたり,トイレの場所がわからず失敗したりすることが多くなった。

介護福祉職が,Gさんの現状をアセスメント(assessment)した内容と,ICF(International Classification of Functioning,Disability and Health:国際生活機能分類)の構成要素の組合せとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)は,「心身機能・身体構造」にあたる。
2 レクリエーションで歌の伴奏をすることは,「参加」にあたる。
3 近所の人や民生委員,小学校の教え子は,「個人因子」にあたる。
4 小学校の教員をしていたことは,「環境因子」にあたる。
5 トイレの場所がわからなくなることは,「健康状態」にあたる。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題21

定期巡回・随時対応型訪問介護看護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 このサービスのオペレーターは,サービス提供責任者のことである。
2 利用者の状態の変化に応じて,随時訪問サービスを利用することができる。
3 介護・看護一体型では,訪問看護サービスを利用しても介護報酬は同一である。
4 日常生活上の緊急時の対応は行っていない。
5 要支援者,要介護者のどちらも利用できる。

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問題 22 防災に関する次の図記号が意味している内容として,正しいものを1つ選びなさい。

1 避難所
2 避難場所
3 土石流注意
4 地滑り注意
5 津波注意

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題23

介護福祉職の職務上の倫理に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 おむつ交換をスムーズに行うために,利用者の居室(個室)のドアを開けておいた。
2 訪問介護(ホームヘルプサービス)中に携帯電話が鳴ったので,電話で話しながら介護した。
3 ベッドから転落した利用者が「大丈夫」と言ったので,そのままベッドに寝かせた。
4 利用者から,入院している他の利用者の病状を聞かれたが話さなかった。
5 利用者が車いすから立ち上がらないように,腰ベルトをつけた。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題24

施設の介護における安全の確保に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 職員に対して安全に関する研修を定期的に行う。
2 施設管理者の安全を第一に考える。
3 利用者の社会的な活動を制限する。
4 利用者に画一的なサービスを提供する。
5 安全対策は事故後に行う。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題25

介護老人福祉施設の感染対策に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 感染対策のための委員会を開催することは任意である。
2 手洗いは,消毒液に手を浸して行う。
3 洗面所のタオルは共用にする。
4 入所者の健康状態の異常を発見したら,すぐに生活相談員に報告する。
5 おむつ交換は,使い捨て手袋を着用して行うことが基本である。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題26

燃え尽き症候群(バーンアウト(burnout))の特徴として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 首から肩,腕にかけて凝りや痛みが生じる。
2 人格・行動変化や失語がみられる。
3 無気力感,疲労感や無感動がみられる。
4 身体機能の低下がみられる。
5 日中に耐え難い眠気が生じる。

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介護の基本のポイント

「介護の基本」という分野ながら、本当に基本なのかと腹立たしく感じるくらい癖のある問題が多かったりするのがこの介護の基本。

介護職員が自分自身を守るための技術なども出題になっており、感染対策や防災なども出題の範囲となっています。

サービス種別についての質問など、普段の業務となじみのない内容も出題されることが多いです。

もうわかったかと思いますが、介護の基本という分野であっても絶対に基本ではありません。

問題数も多く、癖のある問題も多いので、この中で半分以上とれていたらいいなくらいの気持ちでいいんじゃないかなと思います。

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03社会の理解

第31回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解

社会の理解

第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題5

家族の機能に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 衣食住などの生活水準を維持しようとする機能は,生命維持機能である。
2 個人の生存に関わる食欲や性欲の充足,安全を求める機能は,生活維持機能である。
3 子育てにより子どもを社会化する機能は,パーソナリティの安定化機能である。
4 家族だけが共有するくつろぎの機能は,パーソナリティの形成機能である。
5 介護が必要な構成員を家族で支える機能は,ケア機能である。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題6

「地域共生社会」が目指すものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 育児・介護のダブルケアへの対応
2 すべての住民が支え合い,自分らしく活躍できる地域コミュニティの創出
3 高齢者分野の相談支援体制の強化
4 公的サービスに重点を置いた地域福祉の充実
5 専門職主体の地域包括支援体制の構築

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題7

特定非営利活動法人(NPO法人)に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 社会福祉法に基づいて法人格を取得した法人である。
2 収益を上げることは禁じられている。
3 社会教育の推進を図る活動を行うものが最も多い。
4 認定特定非営利活動法人は,税制上の優遇措置を受けることができる。
5 災害救援は対象外の活動である。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題8

「育児・介護休業法」に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 契約社員は,育児休業を取得できない。
2 介護休業は,対象家族一人につき連続して取得しなければならない。
3 介護休業は,育児休業よりも先に制度化された。
4 雇用主には,育児休業中の給与支給が義務づけられている。
5 配偶者,父母,子,配偶者の父母は,介護休業の対象家族である。

(注)「育児・介護休業法」とは,「育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」のことである。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題9

Cさん(71歳,女性,要介護1)は,軽度の認知症(dementia)がある。週1回通所介護(デイサービス)を利用している。娘が離婚して,常勤で就労するようになり,孫を連れてCさん宅へ転入した。孫が保育所に入所できなかったため,Cさんが日中面倒を見ることになった。そのため,楽しみにしていた通所介護(デイサービス)の利用が困難になり困っているという相談が,指定通所介護事業所のD管理者(介護福祉士)にあった。D管理者の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用が困難ということなので,通所介護計画を変更する。
2 通所介護(デイサービス)の利用日は会社を休むように,娘に言う。
3 担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)に,再調整を依頼する。
4 児童相談所に相談するように,Cさんに助言する。
5 娘に転職をしてもらうように,Cさんに助言する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題10

労働者災害補償保険制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 パートやアルバイトは,保険給付の対象である。
2 保険料は,雇用主と労働者がそれぞれ負担する。
3 通勤途上の事故は,保険給付の対象外である。
4 業務上の心理的負荷による精神障害は,保険給付の対象外である。
5 従業員がいない自営業者は,保険給付の対象である。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題11

2018年(平成30年)に施行された介護保険制度の改正内容として,正しいものを1つ選びなさい。

1 介護医療院の創設
2 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の創設
3 在宅医療・介護連携推進事業の地域支援事業への位置づけ
4 地域包括支援センターへの認知症連携担当者の配置
5 法令遵守等の業務管理体制整備の義務づけ

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度)  問題12

2018年(平成30年)に施行された介護保険制度の利用者負担に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 施設の食費は,材料費等の実費を新たに全額自己負担することになった。
2 補足給付の支給要件から資産が除かれた。
3 居宅介護サービス計画費について自己負担が導入された。
4 施設の居住費は,新たに保険給付の対象外とされた。
5 一定以上の所得のある利用者に対して3割負担が導入された。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題13

2016年(平成28年)の「障害者総合支援法」の改正内容として,適切なものを1つ選びなさい。

1 放課後や休日に児童・生徒の活動を支援する放課後等デイサービスが創設された。
2 一人暮らしを希望する障害者に対して,地域生活を支援する自立生活援助が創設された。
3 障害者の 1 年間以上の雇用継続を義務づける就労定着支援が創設された。
4 保育所等を訪問して,障害児に発達支援を提供する保育所等訪問支援が創設された。
5 医療的ケアを必要とする障害児への支援として,医療型障害児入所施設が創設された。

(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題14

障害者を支援する専門職の主たる業務に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 社会福祉士は,福祉関連法に定められた援護,措置の事務を行う。
2 精神保健福祉士は,心理検査を実施して精神面の判定を行う。
3 理学療法士は,手芸や工作の作業,家事の訓練を行う。
4 言語聴覚士は,聴覚検査や言語訓練,嚥下訓練を行う。
5 栄養士は,摂食の訓練や摂食のための自助具の作成を行う。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題15

Eさん(75歳)はU事業所の訪問介護(ホームヘルプサービス)とV事業所の通所介護(デイサービス)を利用している。Eさんは通所介護(デイサービス)の職員の対応に不満があり,苦情を申し出たいがどうすればよいかとU事業所の訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。
訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 通所介護(デイサービス)の職員に注意しておくと伝える。
2 介護保険審査会に申し出るように助言する。
3 介護保険の事業所の苦情対応の仕組みを説明して,担当者に相談するように助言する。
4 しばらく様子を見てから,改めて相談に応じると伝える。
5 日常生活自立支援事業を契約して,苦情解決を援助してもらうように助言する。

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題16

社会福祉法人に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

1 設立にあたっては,所在地の都道府県知事が厚生労働大臣に届出を行う。
2 収益事業は実施することができない。
3 事業運営の透明性を高めるために,財務諸表を公表することとされている。
4 評議員会の設置は任意である。
5 福祉人材確保に関する指針を策定する責務がある。

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02人間関係とコミュニケーション

第31回介護福祉士国家試験過去問題:人間関係とコミュニケーション

人間関係とコミュニケーション

第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題3

Bさん(90歳,男性)は,介護老人福祉施設に入所することになった。一人暮らしが長かったBさんは,入所当日,人と会話することに戸惑っている様子で,自分から話そうとはしなかった。介護福祉職は,Bさんとコミュニケーションをとるとき,一方的な働きかけにならないように、あいづちを打ちながらBさんの発話を引き出すように心がけた。
このときの介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 双方向のやり取り
2 感覚機能低下への配慮
3 生活史の尊重
4 認知機能の改善
5 互いの自己開示

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題4

聴覚障害のある利用者と介護福祉職との間での筆談に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 中途失聴者が用いることは少ない。
2 空中に字を書くことは控える。
3 多人数での双方向のコミュニケーションに用いる。
4 図や絵よりも文字を多用する。
5 キーワードを活用して内容を伝達する。

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人間関係とコミュニケーションのポイント

この分野は人間の尊厳と自立の分野とセットで、二つの分野で合わせて4問のうちの一つは得点を取らなければいけません。ただ、この人間関係とコミュニケーションの分野は比較的得点を取りやすい問題が出てきます。

利用者とのコミュニケーション場面を想像しながら、解答しやすい問題になっていますので、あまり深く考えずに回答するようにしましょう。

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01人間の尊厳と自立

第31回介護福祉士国家試験過去問題:人間の尊厳と自立

人間の尊厳と自立

第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題1

Aさん(82歳,女性,要介護2)は,夫を7年前に看取り,その後は一人暮らしをしている。夜中にトイレに行った時に転倒し,大腿骨頸部を骨折(fracture)して3か月入院した。自宅に手すりをつけ,段差をなくす住宅改修をした後,退院した。何かにつかまれば,いすからの立ち上がりや歩行ができる。人と関わるのは苦手なため自宅での生活が中心である。遠方に一人息子が住んでおり,月に1度は様子を見に帰ってくる。週3回,訪問介護(ホームヘルプサービス)の買物代行や部屋の掃除などの生活援助を利用している。Aさんはできるだけ自分のことは自分で行い,このまま自宅での生活を継続したいと希望している。訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問したときに,Aさんは一人暮らしを続けることが不安であると告げた。
Aさんに対する訪問介護員(ホームヘルパー)の応答として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「訪問介護(ホームヘルプサービス)を毎日利用したらどうですか」
2 「一人暮らしは大変なので息子さんと同居したらどうですか」
3 「また転ぶかもしれないと思っているのですか」
4 「グループホームに入居することを考えたらどうですか」
5 「手すりをつけたし,段差もなくしたので転びませんよ」

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第31回介護福祉士国家試験(平成30年度) 問題2

『夜と霧』や『死と愛』の著作があるフランクル(Frankl, V.)が提唱した価値の説明として,適切なものを1つ選びなさい。

1 公民権運動により差別を解消すること。
2 生命が制限される状況において,いかなる態度をとるかということ。
3 最低生活水準を保障すること。
4 ライフサイクル(life cycle)を通じたノーマルな発達的経験をすること。
5 アパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃すること。

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人間の尊厳と自立のポイント

この分野、結構難問がいきなり出ます。

例年のパターンでは、一問目でいきなり難問が飛び出します。主に、社会福祉の推進に寄与した人名などの介護の実践では身につかない知識を問う問題です。

いきなり一問目からの難問にペースを乱される受験者が後を絶ちません

今回は二問目に難しい問題を持ってきていました。

はっきりいって、二問のうち両方を正解するのはかなり至難の業だと思ってください。

この分野加点が取れないと、全体の合格基準点をクリアしていても全分野での加点がないと不合格なんじゃ・・・と焦る人もいるかもしれませんが、人間のの尊厳と自立の分野はそのあとに続く人間関係とコミュニケーションの分野とセットになっていて、二つの分野を合わせて一問正解があればいいのです

なので、この分野で一番大事なことは、難問にペースを惑わされずに、スルーする感覚で次の問題、次の分野の問題に向かうということでしょう。

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