大変遅くなりましたが、実技試験の問題を掲載しておきます。
山下たくみさん(75歳)は、右上下肢に麻痺があり、すべての動作に一部介助が必要です。
右利きでしたが、左手を使って、趣味の絵手紙、習字を始めました。
いすに座ってる山下さんをテーブルまで歩行介助し、いすに腰かけさせてください。
その後、趣味の活動ができるように準備し、用具を持つまでの介助をしてください。
山下さんは、「はい」または「うなづく」だけです。
毎年のことですが、片麻痺ですね。
ポイントになりそうなど所をいくつかあげておきたいと思います。
・杖の使用(図の右側に杖の記述あり)、どちらの手に渡すかなど
・患側の保護
・いすからいすへの移動、移動先のいすの位置を事前にセットしておくこと
・最近始めたばかりの趣味の活動をへのモチベーションを高めていくこと
・絵手紙、習字などを行うことの意思確認
とかでしょうか。
時間的には比較的余裕があったのではないでしょうか。
ただ、絵手紙やら習字やらの準備をするというのは、
いままでの試験からはなかなか想定が難しかったのではないでしょうか・・・。
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