月: 2018年12月

07介護過程

第30回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-8

介護過程

Gさん(66歳、女性)は.1年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺になった。在宅復帰を目指し、介護老人保健施設に入所して、「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし、同居していた孫が3日前に訪れてから、「体調が悪い」と言って、閉じこもり、食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると、「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。

Gさんに対する介護福祉士の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 食事量を評価して、栄養指導を行う。

2 立位訓練を評価して、回復状況を把握する。

3 家族と調整して、退所後の住まいを整える。

4 サービス担当者会議に孫を招集する。

5 傾聴ボランティアの情報を基に、本人の生活ニーズを確認する。

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07介護過程

第30回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-7

介護過程

Fさん(75歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)である。家族の介護負担が増加して、3日前から介護老人保健施設に入所している。入所前から、トイレに間に合わずに尿失禁をしてしまうことがあるため、昼夜、リハビリパンツを使用している。歩行は自立している。夜間、トイレに起きているが、その後、眠っていることが確認されている。

Fさんの尿失禁の改善を目標に収集する情報として、最も優先度の高いものを1つ選びなさい。

1 介護負担となっている家族背景

2 施設生活に対する不安

3 夜間の中途覚醒状況

4 トイレに行く時間帯

5 歩行に必要な下肢筋力

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07介護過程

第30回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-6

介護過程

Eさんは認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。廊下を頻繁に歩き、他の利用者の部屋に入ってはトラブルになりかけている。介護福祉職が声をかけると、「私には行くところがある」と怒鳴る。Eさんのアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 怒鳴られた介護福祉職の気持ちを情報として活用する。

2 「廊下を頻繁に歩かないこと」を生活課題に設定する。

3 他の利用者とトラブルになりかけている情報は不要と判断する。

4 「私には行くところがある」という言葉を解釈する。

5 言動から短気な性格だと考えて分析する。

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07介護過程

第30回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-5

介護過程

介護過程の評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 介護計画の内容に対する介護福祉職の満足度を評価する。

2 支援の実施状況に関する情報を整理して、評価する。

3 複数ある短期目標は集約して評価する。

4 実施後に評価基準を定めて評価する。

5 家族が多角的な視点から評価する。

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07介護過程

第30回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-4

介護過程

介護記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 事実はありのままに記録する。

2 鉛筆で記録する。

3 数日後に記録する。

4 介護福祉職の感情を記録する。

5 他職種との関わりを除外して記録する。

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07介護過程

第30回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-3

介護過程

介護計画の立案に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 以前の介護計画は考慮せずに立案する。

2 現実的で実践可能な内容にする。

3 介護福祉職の望む利用者像を目指す。

4 本人や家族の希望と乖離してもよい。

5 安全性よりも効果を優先する。

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