欲求や動機づけに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A マズロー(Maslow,A.)は、基本的な欲求を優先度により3段階に階層づけた。
B 強い不安や不快感から自分を守り、無意識的に現実へ適応しようとする自我の働きが、「防衛機制」である。
C 何らかの障害により、行動の発現が妨げられ、そのうえ対処行動もうまくいかなかった場合に生じるのが、「ホメオスタシス」である。
D ある目的を遂行することによって得られる報酬への欲求だけではなく、目的を完遂することへの欲求が、「自己実現動機」である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
次の記述のうち、適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 音楽療法では、歌を歌ったり、演奏や音楽鑑賞によって、脳自体への刺激効果やコミュニケーションの円滑化が期待できる。
B 回想法では、記憶障害が顕著である認知症高齢者を対象とする場合、回想の内容の正確さを確認することが重要である。
C 高齢者に対する動物介在活動は、能動的、主体的にかかわる交流であることが特徴の一つである。
D リアリティ・オリエンテーションは、認知症高齢者の場合、残存している能力へ働きかけるものである。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○××
3 ○×○○
4 ×○×○
5 ××○○
コミュニケーションの障害に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
1 音声言語習得の中途失明者の場合、時間が経つと発音の明瞭度は低下することが多い。
2 発声障害には、咽頭(いんとう)摘出により食道発声が必要になるような場合のほかに、心理的な原因によるものも含まれる。
3 吃音(きつおん)では、構音は明瞭でも話し言葉の流れに障害があり、場面や相手によってその状態は左右されやすい。
4 失語症は脳の言語機能が損傷された結果生じるものであるが、理解面より発話面での障害が大きい方がコミュニケーションの困難性が増す。
5 構音障害のある脳性麻痺者の場合、コミュニケーションの代替手段として携帯型対話装置やワープロなどが、しばしば用いられる。
発達障害に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 軽度障害の子供に対しては、学習上のつまずきを早く発見し、その努力不足を指摘して本人の自覚を促すことが重要である。
B 学習障害の子供は、知的な発達が全般的に遅れているために、読み書きや計算が苦手である。
C 高機能自閉症とは、自閉症のうち知的障害を伴わない状態を言う。
D 注意欠陥・多動障害の子どもは、中度・重度の知的障害や自閉症が認められないにもかかわらず、「不注意」、「多動症」、「衝動性」などによって日常生活に困難を伴う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○××
3 ○×○×
4 ×○×○
5 ××○○
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