月: 2013年3月

お知らせ

平成24年度介護福祉士国家試験合格発表。合格基準点は69点。

介護福祉士国家試験の合格発表が行われました。
合格された87,797人のみなさん、おめでとうございます。
今回の介護福祉士国家試験ですが、
前回試験よりも問題の難度が若干上がった印象があったので、
合格基準点も少しは下がって73点前後かと予想していました。
実際、合格発表を見ると、合格基準点は69点となっていました。
この数字はかなり低かったように思います。
合格率は64.4%ということで、過去の試験を見ていても一番高い合格率でした。
介護福祉士を基礎資格とするキャリア制度への移行という情勢から、
介護福祉士の数を増やしたい意向もあったのでしょうか。
EPAで海外から来ている介護福祉士候補への配慮もあったのでしょうか。
まずは受験された皆様、お疲れ様でした。
4月から新社会人を介護福祉士として迎える皆様の門出をお祝いいたします。
現在介護の仕事をされている方には、介護福祉士としての明日からのご活躍を期待しています。
今回の試験で結果を残せなかった方はまた来年、
次回の試験に向けて準備を重ねていきましょう。
このサイトでも過去問題の情報などを中心に介護福祉士を目指す皆さんを応援します。

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お知らせ

平成24年度介護福祉士合格発表は3月28日午後2時から!

いよいよ今年度の介護福祉士国家試験の合格発表が近づいております。
合格発表は社会福祉振興試験センターのホームページから確認することができます。
合格基準なども発表されますので、
合格ボーダーラインの点数、
または不適切問題があったかどうかなども確認できます。
午後2時頃はアクセスが込み合うことが予想されます。
職場でアクセスができた方は一緒に受験された同僚の方の分もプリントアウトするなどして、
情報共有するのがいいかと思います。
社会福祉振興試験センターホームページ

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お知らせ

第25回介護福祉士国家試験合格発表は3月28日。

いよいよ3月28日が介護福祉士国家試験の合格発表となります。
実技試験を受験された方の中には、
あのときこうしていれば、といった後悔で悶々としている方もいるかと思いますが、
介護というものはすべてをパーフェクトに行うことが不可能なものですので、
そこで後悔があるということは、現場でのケアにその失敗を活かせる可能性があるということです。
あとは結果を待ちましょう。
実技免除となっている方も、
ある程度合格のラインがわかっているかと思うのですが、
ボーダーラインぎりぎりという人はひやひやしながら当日を迎えることになるでしょう。
発表は午後2時からですので、
ホームページがつながりにくくなることが予想されます。

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実技試験

第25回介護福祉士国家試験実技のポイントは?

さて、今回の実技試験のポイントですが、いくつかピックアップしたいと思います。
1.挨拶と痛み確認
痛みを感じている状況がわかっているのであれば、
長々と挨拶するのも状況判断としては間違っていますよね。
2.車いすの用意
車椅子を持ってくるのですが、
車いすで移動することについての確認を取ること、
車いすを持ってくるまでの立位がしっかりとれているかどうかの確認が必要ですね。
車椅子を本人に確認しながら左手側に用意してブレーキをします。
3.車いすへの移乗
患側を支持しながら移乗動作。
利用者の左手で肘掛けをつかんでもらって、座るのですが、
サイドウォーカーの外し方がポイントですね。
先にはずして立位を確認して患側側にまわるのか、
サイドウォーカーからそのまま移動して奥側(左手側)の肘掛けをつかんでもらうのか。
深く腰掛けて、フットレストを自分で上げてもらうことについて確認。
3.車いす移動
ここはあまり神経質にならないでもよさそうですね。
4.車いすから座椅子への移動
今回の設問では技術的には減点されやすい部分がここでしょうけれど、
過去問などで出題も多い移乗なので、ここはすんなりクリアしたい。
車椅子をセットする場所、ブレーキやフットレストの確認、行う動作の確認、患側の支持、
浅く座ってもらって、足底がしっかり地面についているかを確認しての移動と移動後の安全確認。
このあたりをクリアできていれば問題ないのではないでしょうか。
5.疲労や体調の確認
座位になって、しっかり深く座れていることを確認したら、
疲れや体調不良、痛みのある右足の状況についての確認などが必要です。
一連の動作としてはこのような形になるでしょうか。
声掛け・自立支援と患側の保持が重要なのは毎度同じことですが、
痛みを感じている相手に対する気遣いというものを表現できたら印象は相当違うでしょうね。
坂田トシさんって、坂田俊夫のことかなと思って、
アホの坂田のまねをして歩いたらたぶん減点。

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実技試験

第25回介護福祉士国家試験実技、まさかのサイドウォーカー登場!

介護福祉士国家試験の実技試験が開催されました。
問題は意表を突いたものでした。

 坂田トシさん(85歳)は、右上下肢に麻痺があります。
 歩行器型杖で自室へ戻る途中、右膝に痛みを感じたので、歩いて自室に戻るのは「不安だ」と言っています。
 坂田さんが歩行器型杖から車いすに移乗し、自室のいすに座るまでの介助をしてください。

ふむふむ、今回は、右上下肢麻痺ね・・・。
と、次の瞬間に飛び込む「歩行器型杖」の文字。
なんだそりゃ、と真っ白になった方も多かったのではないでしょうか。
サイドウォーカーを試験問題に使うということは、
それだけの数のサイドウォーカーをかき集めたということですよね。
どうやってそれだけの数を確保したのでしょうか・・・。
実技免除の人が増えたので、こういったあまりポピュラーでない福祉用具を
試験問題に使うことができたという面もあるのでしょうか。
でも、福祉用具業者から借りていたりすることも予測されるので、
福祉用具業者の関係者は実際、
これが試験問題になることがわかっていたりするのかもしれませんね。
実技の課題の内容としては、片麻痺の方の車椅子移乗・座椅子移乗をテーマにしているので、
技術自体は複雑ではないのですが、
そこに変化を加えてきたという印象です。
問題の開設はこの次のエントリーで。

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