適応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 適応には、個人と環境との間に調和のある満足すべき関係が保たれている状態といえる。
B 積極的に環境に働きかけて好ましい状態を生み出していくことを順応という。
C 個人の欲求が環境との間に不調和をもたらしたとき、そのことよって起こった緊張状態を社会的に解決することを適応機制という。
D 欲求不満に陥った場合に、芸術やスポーツに打ち込んで満足を得る行動を合理化という。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○×○
2 ○○××
3 ○×××
4 ×○○×
5 ××○○
次の記述のうち、関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 介護に当たる家族へのカウンセリングでは、家族自身の潜在的な力を発揮できるようにすることが重要である。
B 不安障害の高齢者に対する認知療法では、本人の現実認知の誤りに対し、「違う考え方」を提示する。
C 現実に直面しない人には、自律訓練法が有効である。
D 介護が家族にもたらすストレスの要因には一次的ストレッサーと二次的ストレッサーがある。日常生活動作の障害は一時的ストレッサーである。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○××○
4 ×○×○
5 ××○×
欲求に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A マズロー(Maslow,A)は欲求の階層(hierarchy)説を唱え、第一層から第四層までを欠乏欲求となづけた。
B マズローの欲求階層説の最高層は、所属と、愛情の欲求である。
C 食事、排泄、運動や睡眠などの生理的欲求は第一次的欲求に含まれる。
D 欲求は生理的なものであり、学習によって得られるものではない。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○×○×
3 ○××○
4 ×○××
5 ××○○
ライチャード(Reichrad,S)や、二ユーガーテン(Neugarten,B)らによる高齢者の性格類型と適応パターンに関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 装甲型(防衛型)は、受け身に人生を受け入れて、仕事への興味はないのが特徴である。
B 円熟型は、現実に柔軟であり、自分の人生を受け入れて、様々なことに興味を持ち、積極的に社会参加を行うのが特徴である。
C 再組織型は(再統合型)は、一つか二つのかの領域にエネルギーを注ぎ、そこから主な満足を得ているのが特徴である。
D 離脱型は、老いるにしたがって役割からはなれていくなど活動性は低いが、人生の満足度は高いのが特徴である。
(組み合わせ)
1 AB
2 AC
3 BC
4 BD
5 CD
発達に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A ピアジェ(Piaget,J.)は、認識や思考の発達には、4つの段階があることを明らかにした。
B エリクソン(Erikson,E.)は、人格発達の8つの段階において、自我同一の形成の理論を柱に挙げて、各段階には特有の危機とその克服があると指摘した。
C ユングは(Jung,C)40歳前後を「人生の正午」にたとえ、それ以降の中年期を老年期に至るまでの準備期間であると説明した。
D フロイト(Freud,S.)は、ライフサイクルとは出発点(誕生)から、終了点(死亡)までの過程(旅)であり、人生の各段階は階段を上がるように進んでいくと述べた。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○○○×
2 ○○×○
3 ○○××
4 ××○×
5 ×××○
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