Cさん(75歳男性)は、頸椎症(cervical spondylosis)と診断された。手がしびれ、指先に力が入らない。
しびれが強い左手に加えて、最近では、右手の症状が進行して、食後の歯磨きがうまくできなくなった。
Cさんが口腔の清潔を保つための介護福祉職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 歯間ブラシの使用を勧める。
2 歯ブラシをやめて、洗口液のうがいをするように勧める。
3 柄を太くした歯ブラシの使用を勧める。
4 口をすすぐときは、上を向くように勧める。
5 歯ブラシを歯肉に当てるように勧める。
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正解: 3
まず注意しなければいけないのは頚椎症で手に痺れがあるということですよね。
そのため指先に力が入らないとも記述がありますので、
歯ブラシを困難にしている原因というのは指先に力が入らないため、
しっかり歯ブラシを持つことができないということだとわかります。
なので、4の口のすすぎ方はまず論外と。
歯ブラシの当て方でもなく。
歯間ブラシなんかはもっと小さいので難しいですよね。
となると、歯ブラシを持ちやすくするための工夫としては
柄を太くした歯ブラシですよね。
このようなシリコングリップを使うことも効果的です。
最近は100円均一ショップでも柄を太くするための道具も売っていたりしますので、そんなものを使ってみるのも一つです。
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