Dさん(42歳、女性)は、専業主婦で小学生の2人の子どもがいる。うつ病(depression)のため、不眠と注意力の低下から家事や育児ができなくなり、精神科病院に通院している。通院以外は自宅に閉じこもり、横になっていることが多い。訪問した介護職に「子どもの世話ができない自分は母親失格」、「何もできない無能な人間になってしまった」と繰り返し話す。
Dさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 「ご家族のためにも、早く元気になりましょうね」
2 「気分転換に、旅行に行ったらどうですか」
3 「子供さんの世話ができないのは、つらいですね」
4 「毎日、洗濯や掃除を頑張りましょう」
5 「いつも同じことを言っていても、病気はよくなりませんよ」
今回の科目別必勝法については、障害の理解です。
問題は10問。
障害の理解、ということになると、身体障害についての問題が多くなると思った方も多いかと思いますが、前回の試験で出題された者の内訳は非常に興味深いものでした。
・ICFについて
・ノーマライゼーションについて
・片麻痺
・内部障害
・失語症
・統合失調症
・高次脳機能障害
・知的障害
・広汎性発達障害
・知的障害
かなりばらけていますね。身体障害についての設問は片麻痺だけですね。
どの分野もまんべんなく学習しておく必要があるということでしょうね。
高齢者福祉の分野だけの経験がない人にとっては
イメージのしにくい問題も多いと思いますので、苦手分野は自覚して復習しましょう。
科目内の10問のうちに正解がないと基準点を越えていても不合格です。
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