今年度の介護福祉士国家試験の概要が発表されました。
第28回「介護福祉士国家試験」の概要を発表 厚労省
厚生労働省は、7月17日、第28回「介護福祉士国家試験」の実施について発表した。
なお、試験に関する照会は、社会福祉振興・試験センターまで。同センターのホームページからも閲覧可能だ。
第28回「介護福祉士国家試験」の筆記試験は、平成28年1月24日(日)、実技試験は平成28年3月6日(日)にそれぞれ実施される。
筆記試験は、「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」の3つの領域から出題。人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーション、介護の基本、認知症の理解等が求められ、総合問題では、これら3領域の知識・技術について横断的に問う問題が、事例形式で出題される。
また、実技試験では、介護等に関する専門的技能が必要だ。
なお、受験書類は、社会福祉振興・試験センターへ提出するものとし、受付期間は、8月5日(水)から9月4日(金)、当日消印のあるものに限り有効である。
発表は来年3月28日
合格発表は、平成28年3月28日(月)午後。厚生労働省および社会福祉振興・試験センターに受験番号を掲示するとともに、同センターのホームページ上でも確認することができる。
なお、受験手数料は、13,140円。
筆記試験は来年の1月24日。
相変わらず体調を崩しやすい時期なので、
激務であっても健康管理などをきっちり行うタフさも求められているのだと思いましょう。
このブログでも過去問題を中心に情報をお届けしますので、どうぞよろしくお願いします。
3月26日、第27回介護福祉士国家試験の合格発表が行われました。
社会福祉振興・試験センター
今回の国家試験、合格率は61.0%で、前回の64.6%から3.6%のダウンですが、
この4年連続で60%以上の合格率となっています。
今後、資格要件の見直しなどがあるまで当面はこの水準で推移していくのでしょうか。
受験者153,808人のうち、合格者は93,760人となりました。
また、今回の国家試験では外国人の合格者数が78人おり、
合格率は過去最高の44%となりました。
外国人78人が介護福祉士に 合格率44%で過去最高
合格されたみなさん、おめでとうございます。
今後、国家資格保持者として、より一層大きな責任と自覚を持ち、質の高い介護を提供して頂くことを期待します。
介護福祉士国家試験の実技試験が行われました。
問題は以下のようになっています。
青木かおるさん(93歳)は、下肢筋力が低下して杖を使用しています。
立ち上がりと歩行に一部介助が必要です。
今、本人は居間で横になっています。
青木さんは「窓の近くにある植木に水をやりたい」と言っています。
青木さんが窓の近くまで移動して、いすに座るまでの介護をしてください。
青木さんは右利きです。
青木さんの返事は、「はい」または、うなずくだけです。
前回片麻痺の出題ではなかったため、
今回はやはり片麻痺かと想像していた方が多かったかと思いますが、
またしても麻痺はありませんでした。
ひとつのポイントになるのは、どのようにして立位になるかということですが、
試験会場には椅子があるので、それを支えにして立位をとるという方法が考えられます。
しかし、問題文の文面には椅子の記述がないことから、
椅子を立ち上がりの介助のために使っていいものか悩んだ方も多かったかもしれません。
いずれにしても、側臥位姿勢から立位姿勢までの流れがイメージできていたかは
大きなポイントになるでしょう。
杖で歩行ができるというADL上の情報があるので、
そこを意識して一部介助ができたかどうか。
危険行為での中止になりそうなトラップはそれほどないように思います。
みなさんはいかがだったでしょうか。
実技試験の模範解答を動画配信で開設するサイトなどもありますので、
自分の介助を思い出しながら確認するようにしましょう。
いよいよ介護福祉士実技試験が迫ってきました。
現場で働いているみなさんは実技試験をイメージして、利用者さんの介護を行うことも大事です。
特に片麻痺の利用者さんの介護を行う際には、意識するようにしましょう。
問題文の利用者の状態をみて、〇〇さんと同じとイメージできたりすると、
不安なくできるかもしれません。
さて、今回の実技試験がどのようなケースになるかということですが、
実は前回の試験では全盲のケースが出題されました。
ほとんどが片麻痺のケースだった実技試験、意表を突かれたという声が噴出しました。
おそらく今年は片麻痺のケースが出題されるのが濃厚かと思います。
また、一昨年の実技試験ではサイドウォーカーが登場しました。
こういった福祉用具が出題される可能性もありますので、
車椅子・杖・歩行器・手すりなどを活用することをテーマにした出題を想定して、
福祉用具の使い方を確認しておくことも必要ではないでしょうか。
実技試験の最大のポイントは自立支援です。
どこまで利用者の残存機能を活用できるか、それを見極めることが出来るのか。
問題文の文章の中から利用者の能力をはかり知ることが難しければ、
モデルの利用者に確認しながら、できることをしていただくことを意識しましょう。
さて、第27回介護福祉士国家試験は筆記試験を終えて、実技免除を受けていない方には
実技試験の通知もしくは不合格の通知が届いております。
実技免除者の方にとっては合格ラインが気になるところではないでしょうか。
web介護福祉士会でのアンケートなどによると、自己採点68点以上の方の合格の報告は多いので、
おそらく68点以上がとれていれば合格という可能性は高そうです。
ただ、あくまで自己採点での点数の報告であって、正確な数字とは言えません。
どのサイトの解答速報で自己採点したかによっても自己採点の点数も異なります。
自己採点60点台の前半でも実技試験への通知が届いたという報告もあるようなので、
ボーダーライン相当の方は希望を捨てずに結果を待つしかないというところでしょう。
さて、介護福祉士国家試験の解答速報は午後の部の速報もいくつかのサイトでは掲載を始めていますね。
信頼性が高いと思われる解答速報を掲載します。
(午後の部: 問69から)
35144
35244
51321
41541
15445
21223
54323
15543
44153
33152
13
みなさんは何問正解できたでしょうか。
さて、気になるのは合格基準点ですが、
ここ数年の合格基準点は以下のようになっています。
2009年 76点
2010年 75点
2011年 71点
2012年 75点
2013年 69点
2014年 68点
実は合格基準点が、この2年連続60点台となっています。
これは、介護福祉士の総数を増やし、
2025年には介護労働屋の半数を介護福祉士にしていきたいという
厚生労働省の思惑も影響していると思われます。
2025年に介護人材の5割を介護福祉士に。
今回の試験問題は、特に大甘というレベルのものではないようなので、
ある程度介護福祉士の人数を増やすことを考えれば、
合格基準点は必然的に低くなるのではないかと思います。
今回もひょっとしたら60点台の基準点になる可能性もありますので、
60点台だったからといって、絶望してしまうのは早いかもしれません。
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