カテゴリー: 実技試験

実技試験

介護福祉士国家試験実技。今年の課題は?

さぁ、3月1日はついに実技試験。
みなさんイメージトレーニングをしていると思いますが、
どんな問題が出るのかは誰も知りません。
経験よりも、試験に備えてどれだけマニュアルどおりの介護技術を身につけることができるかが問われるのが実技試験。
毎年、試験問題では片麻痺の利用者が援助対象者になっていますが、
介護福祉士の資格のあり方を見直すという方針が出ていることもあって、
それもいずれは覆される日も来るのでしょうけれど、
逆に言えば、それまでは必ず片麻痺の利用者が対象者になることはほぼ間違いないということでしょう。
丁寧な声かけ
体調の確認
できることはやってもらう
安全確認
患側の保護
を確実に行っていけばきっと大丈夫。
みなさんにいい結果がもたらされることを期待しています。

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実技試験

第20回介護福祉士実技試験、問題と解答ポイントは?

実技試験の問題は、こちらです。

鈴木良さん(85歳)は右半身に麻痺があり、起き上がりや歩行に一部介助が必要です。
今日は体調不良のため部屋で食事をすることを望んでいます。
ベッドで側臥位になっている鈴木さんをテーブルまで歩行介助し椅子に腰掛けさせ、食事ができる姿勢にしてください。
その後おしぼりで手を拭き、飲み物を用意してすすめるまでの介助をしてください。
なお、鈴木さんの履き物は省略します。鈴木さんは「はい」または「うなずく」のみです。

技術的には非常にシンプルな内容です。
方麻痺がモデルケースという点でも、例年とまったく同じですね。
いくつかポイントとなりそうな点を。
1.体調・気分の確認
問題文にも、「体調不良のため」と書いてあるのだから、ここは外せないポイントかも。
どこがどう調子が悪いのかまでは言わなくとも、そのあたりの問いかけはポイントですね。
2.起き上がり・立ち上がり・歩行の介助
例年通りなので、触れるまでも無いのですが、
声かけ・麻痺側の保護・安全確認などをしっかりして、
移動時の残存能力を生かしていれば問題ないのではないでしょうか。
3.いすでの座位姿勢
テーブルに手をついてもらって座位になります。
あまり深く腰掛けすぎたり、背にもたれすぎていない食事に適した姿勢になっていて、
すわり心地の確認ができていれば大丈夫かな。
4.おしぼり
変な言い方ですが、たかがおしぼりで自立支援ができているかを判断するというのもこくな話ですが、
自分でふけるところはふいてもらう。
あとは、テーブルを離れる際の安全確認。
お茶をすすめるときの意思確認(お茶は二種類用意されていたそうです)。
というところですが、
動き自体が少ないので、
ひょっとしたら早い人は2分くらいで終わっておろおろしてしまうかもしれませんね。
みなさんの出来はどうでしたか。
いい結果を期待しています。

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実技試験

いよいよ介護福祉士実技試験。命運のかかった5分間。

また今年も実技試験がやってきます。
昨年の試験では、入浴介助というケースでした。
安全確保という面が強調された試験だったと感じましたが、
さて、今年はどうなるでしょう。
相変わらず方麻痺のケースが出題されることになるのか、
それとも、新たに認知症がケースとして出題されるのか・・・。
とにかく、まずは自立支援。
できるところまではやってもらうように、
現場の感覚で手を先に動かすよりも、まずは口を動かす。
声かけをして、そのリアクションを見てから動きましょう。
そして、相手がかわいい女子大生であってもうろたえない。これ大事。
みなさんがいい結果を得ることを期待します。

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第19回介護福祉士国家試験実技試験、模範解答は?

釧根介護福祉士会のホームページ上にて、
実技試験の模範解答
が掲載されています。
これを確実にクリアしていればまず間違いないとは思いますが。。。
やはり大きなポイントは、
入浴という場面であることを考えても、安全への配慮ということになりそうです。
さて、合格者発表は30日。あと10日をきりましたね。
結果はいかに・・・。

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こんにちは、山川花子さん。介護福祉士国家試験合格発表は3月30日ですね。

実技試験を受験されたみなさん、お疲れ様でした。
そして、実技免除をしたみなさんは、結果が待ち遠しいところだと思います。
介護福祉士国家試験の合格発表は3月30日です。
社会福祉振興・試験センターのサイトでも見ることができますが、
公開される午後一時ごろからはアクセスが集中するため、まともに見ることはできません。
親切な方が、掲示板などにコピーして貼ってくれるかもしれませんが・・・。
特に、ボーダーライン上の方にとっては、発表までの時間が長く感じられているんでしょうね。
とりあえず、結果を待ちましょう。

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第19回介護福祉士国家試験実技、バスタオルに気づいた人、気づかなかった人

第19回介護福祉士国家試験実技。
この実技試験では、課題文と配置図を読んだだけではわからない重要なポイントがいくつかありました。
1.山川花子さんが着ている上衣は、かぶりか、前開きか?
※結局、前開きでした。
設問にバスタオルの記述がなかったので、
どうやって露出を避けるのか、設問を読んだ時点では、方法は上衣を肩にかける以外には考えられなかったわけです。
2.洗身用具とは何か?
スポンジかな、という気がしたのですが、
実際はスポンジ・タオルと洗面器でした。
設問に、スポンジとタオルの記述があれば、
自己選択を促すためのものだと考えることができたのかもしれない・・・。
3.バスタオルって・・・
結局、バスタオルに気がつかず、脱衣後ずっと上半身裸だった人も多かったようです。
そりゃそうですよね。
配置図にはバスタオルの記述もなかったわけですからね。
バスタオルに最初の時点で気づいた人、
上着を脱がせて脱衣かごに入れるときに気がついた人、
浴室へ入るときに気がついた人、
まったく気がつかなかった人  ←自分はコレでした
介護福祉士としてはこういった状況下でもしっかり状況把握が出来てなければいけないと言われると、
さすがになんとも言えません。
ただ、「バスタオルを使って」という記述がない以上は、
バスタオルを使っていなくても、露出に配慮できていれば大丈夫な気もします。
とにかく、この実技は落とし穴だらけでしたね・・・。

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