13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題3-2

(事例)
Kさん(43歳、女性)は、8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は、治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように、必要な認定を受けている。Kさんは夫と2人で暮らしており、夫は朝早くKさんの朝食を作り、仕事に出かける。
Kさんは肩関節や肘関節、股関節の可動域が狭く、左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは、室内を自分の力で歩き、リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし、からだの動きにくい午前中は、公的な制度を利用し、介護職に自室の掃除を依頼している。


(問題)
Kさんは、股関節の屈曲制限があるので、便座を高くし、トイレ動作が自立できるように工夫する必要がある。
トイレットペーパーを右斜め前方に設置する場合、Kさんが便座に座った状態で、どの位置の高さにしたらよいか、適切なものを1つ選びなさい。
1 大腿骨骨頭
2 上腕骨中間部
3 脛骨中間部
4 鎖骨
5 腓骨中間部


正解: 1
自分が今座っている椅子を便座のイスだと想定して、
どのくらいの高さが適切なのかをイメージしましょう。
それぞれの骨の部位がわかってさえいれば、
簡単だと思います。

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