実技試験

第25回介護福祉士国家試験実技のポイントは?

さて、今回の実技試験のポイントですが、いくつかピックアップしたいと思います。
1.挨拶と痛み確認
痛みを感じている状況がわかっているのであれば、
長々と挨拶するのも状況判断としては間違っていますよね。
2.車いすの用意
車椅子を持ってくるのですが、
車いすで移動することについての確認を取ること、
車いすを持ってくるまでの立位がしっかりとれているかどうかの確認が必要ですね。
車椅子を本人に確認しながら左手側に用意してブレーキをします。
3.車いすへの移乗
患側を支持しながら移乗動作。
利用者の左手で肘掛けをつかんでもらって、座るのですが、
サイドウォーカーの外し方がポイントですね。
先にはずして立位を確認して患側側にまわるのか、
サイドウォーカーからそのまま移動して奥側(左手側)の肘掛けをつかんでもらうのか。
深く腰掛けて、フットレストを自分で上げてもらうことについて確認。
3.車いす移動
ここはあまり神経質にならないでもよさそうですね。
4.車いすから座椅子への移動
今回の設問では技術的には減点されやすい部分がここでしょうけれど、
過去問などで出題も多い移乗なので、ここはすんなりクリアしたい。
車椅子をセットする場所、ブレーキやフットレストの確認、行う動作の確認、患側の支持、
浅く座ってもらって、足底がしっかり地面についているかを確認しての移動と移動後の安全確認。
このあたりをクリアできていれば問題ないのではないでしょうか。
5.疲労や体調の確認
座位になって、しっかり深く座れていることを確認したら、
疲れや体調不良、痛みのある右足の状況についての確認などが必要です。
一連の動作としてはこのような形になるでしょうか。
声掛け・自立支援と患側の保持が重要なのは毎度同じことですが、
痛みを感じている相手に対する気遣いというものを表現できたら印象は相当違うでしょうね。
坂田トシさんって、坂田俊夫のことかなと思って、
アホの坂田のまねをして歩いたらたぶん減点。

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