月: 2013年1月

13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題10

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Nさん(75歳、女性)は一人暮らしで、公営住宅の3階に住んでいる。公営住宅にはエレベーターはない。10年前より高血圧の内服治療を受けている。軽度の知的障害があるが、通常の生活を送っている。近所に住んでいる甥は週に1回程度Nさん宅を訪問し、金銭管理面の世話をしている。
 1か月くらい前から、いつものように動くと息切れがする、疲れやすい、足がむくんでだるい、お腹が張るなどの症状がNさんに出現した。主治医から「心不全(heart failure)を起こしているから安静にするように」と告げられた。入院治療を勧められたが拒否し、自宅での生活を続けることになった。甥はNさんのことを心配し、介護保険制度を利用することを提案した。
問題
Nさんは、訪問介護サービス〔週3回(昼のみ)〕、訪問看護サービス〔週1回〕を利用することになった。訪問介護員がNさんの状態について訪問介護員がNさんの状態について訪問看護師に報告する内容として、最も優先すべきものを一つ選びなさい。
1 口臭の有無
2 体重の変化
3 便の回数
4 睡眠時間
5 家事動作

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題9

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
 Mさん(55歳、男性、要介護5)は、妻(54歳)と娘(25歳、会社勤務)の三人暮らしである。52歳のときに、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)を発症した。54歳でほぼ全介助となった。現在、食事はミキサー食である。風呂好きであったが、発症後は妻が清拭と部分浴をしている。リフトを使用してリクライニング式車いすへ移乗し、午前と午後に1時間程度座っている。右手の親指のみ、少し動かすことができる状態である。
 最近のMさんは球麻痺症状が強くなり、呼吸もしづらくなってきている。医師から「今後1か月以内には、胃瘻の造設と人口呼吸器装着が必要になるだろう」と説明を受けている。主となる介護者は妻であるが、娘は夕方から就寝まで手伝っている。
 娘は半年後に結婚を控えている。Mさんは結婚式に出席して、娘を祝福したいと思っている。
問題
娘の結婚式を2週間後に控え、娘を祝福したいというMさんの願いをかなえるために、Mさん、妻、介護支援専門員、医師、看護師、作業療法士及び訪問介護員によるカンファレンスが開かれた。 
訪問介護員の役割として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 医療職と連携し、体調管理をする
2 痰の吸引方法を指導する
3 結婚式場の環境を一緒に下見する
4 意思伝達装置のスイッチを工夫する
5 人工呼吸器の事故が発生したときの対応方法を指導する

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題8

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
 Mさん(55歳、男性、要介護5)は、妻(54歳)と娘(25歳、会社勤務)の三人暮らしである。52歳のときに、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)を発症した。54歳でほぼ全介助となった。現在、食事はミキサー食である。風呂好きであったが、発症後は妻が清拭と部分浴をしている。リフトを使用してリクライニング式車いすへ移乗し、午前と午後に1時間程度座っている。右手の親指のみ、少し動かすことができる状態である。
 最近のMさんは球麻痺症状が強くなり、呼吸もしづらくなってきている。医師から「今後1か月以内には、胃瘻の造設と人口呼吸器装着が必要になるだろう」と説明を受けている。主となる介護者は妻であるが、娘は夕方から就寝まで手伝っている。
 娘は半年後に結婚を控えている。Mさんは結婚式に出席して、娘を祝福したいと思っている。
問題
自宅でMさんの入浴介護を行うために簡易浴槽が必要になった。利用できるサービスとして、正しいものを一つ選びなさい。
1 特定福祉用具販売
2 生活支援事業
3 日常生活用具給付等事業
4 福祉用具貸与
5 難病患者等居宅生活支援事業

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題7

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
 Mさん(55歳、男性、要介護5)は、妻(54歳)と娘(25歳、会社勤務)の三人暮らしである。52歳のときに、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)を発症した。54歳でほぼ全介助となった。現在、食事はミキサー食である。風呂好きであったが、発症後は妻が清拭と部分浴をしている。リフトを使用してリクライニング式車いすへ移乗し、午前と午後に1時間程度座っている。右手の親指のみ、少し動かすことができる状態である。
 最近のMさんは球麻痺症状が強くなり、呼吸もしづらくなってきている。医師から「今後1か月以内には、胃瘻の造設と人口呼吸器装着が必要になるだろう」と説明を受けている。主となる介護者は妻であるが、娘は夕方から就寝まで手伝っている。
 娘は半年後に結婚を控えている。Mさんは結婚式に出席して、娘を祝福したいと思っている。
問題
現在、Mさんに現れている症状として、正しいものを一つ選びなさい。
1 認知障害
2 感覚障害
3 嚥下障害
4 膀胱直腸障害
5 眼球運動障害

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題6

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Lさん(24歳、男性)は、小さい頃からスポーツ好きだった。特に球技が得意で、学生時代はサッカー選手だった。2年前に大学を卒業後、就職して2カ月後に交通事故で胸髄損傷(thoracic spinal cord injury)を負い、両下肢が不全麻痺の状態になった。尿意はなかったが自己導尿が可能となっていた。障害手帳を取得したものの、家に引きこもって家族の介護を受けていた。1年前よりようやく生活介護事業所に通所できるようになった。通所当初から障害を受容できず、何事にも消極的で、他の利用者や職員とほとんどコミュニケーションをとらなかった。生活面も車いすへの移乗や移動は職員任せであった。時折、外を見ながら、涙ぐんでいるときがあった。ある日、送迎時の車の中で、Lさんは職員に「なぜこんなことになったのか、僕には仕事も、スポーツも、結婚も、もうない」とぽつりと言った。
問題
Lさんは、車いすバスケットボールをすることにより、様々な活動に積極的に参加するようになった。半年後週2回の自立訓練(機能訓練)を始めて、現在では右足で体重が支えられるまでになった。そこでLさんは、両上肢を利用して車いすへの移乗が可能であったが、自分の足で車いすへの移乗ができることを希望し訓練を始めた。
この時点で、Lさんがベッドから車いすに自力で移乗する際に介助をするときの留意点として、適切なものを一つ選びなさい。
1 左側に車いすを置く
2 右足を前に出す
3 上体を垂直にする
4 勢いをつけて立ち上がる
5 右足の膝折れに注意する

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題5

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Lさん(24歳、男性)は、小さい頃からスポーツ好きだった。特に球技が得意で、学生時代はサッカー選手だった。2年前に大学を卒業後、就職して2カ月後に交通事故で胸髄損傷(thoracic spinal cord injury)を負い、両下肢が不全麻痺の状態になった。尿意はなかったが自己導尿が可能となっていた。障害手帳を取得したものの、家に引きこもって家族の介護を受けていた。1年前よりようやく生活介護事業所に通所できるようになった。通所当初から障害を受容できず、何事にも消極的で、他の利用者や職員とほとんどコミュニケーションをとらなかった。生活面も車いすへの移乗や移動は職員任せであった。時折、外を見ながら、涙ぐんでいるときがあった。ある日、送迎時の車の中で、Lさんは職員に「なぜこんなことになったのか、僕には仕事も、スポーツも、結婚も、もうない」とぽつりと言った。
問題
職員はLさんがサッカー選手だった事を知り、週末に地域にある障害者スポーツセンターに行くことを勧めた。それが良いきっかけとなったのか、その後、Lさんは車いすバスケットボールを始めることを考えるようになった。
Lさんが障害者スポーツに参加するための支援として、適切な物を一つ選びなさい。
1 移動支援
2 行動支援
3 重度障害者等包括支援
4 居宅介護
5 コミュニケーション支援

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