カテゴリー: 13総合問題

13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題4-2

(事例)
L君(12歳、男性)は、6歳のとき、アスペルガー症候群(Asperger’s syndrome)と診断された。てんかん(epilepsy)を合併しており、1か月に1回程度、身体の脱力発作が起こることがある。
現在は、アスペルガー症候群(Asperger’s syndrome)を理由に療育手帳を取得して、特別支援学校(小学校6年)に通学している。靴に強いこだわりがあり、靴が替わっていたり、玄関に置いてある位置がいつもと違ったりすると次の行動ができずに、スクールバスに乗り遅れてしまうことがある。
学校では、興味のあることはよく友達と話をするが、話が終わらないこともあり、悪気はないのに失礼な発言をすることがある。教室の中が騒がしかったり、大きな音がすると耳を手でふさいでしまう。また、運動が大好きで、特に泳ぐことには積極的である。家では決まった場所で食事をして、決まった時間に決まったテレビを見て過ごしている。しかし、そのパターンが崩れると落ち着きがなくなる。
(問題)
L君は自宅からスクールバスの乗り場まで介護職の送迎の支援を受けている。
L君に対する介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 一度に多くのことを指示する。
2 毎日靴を替える。
3 大きな声で話しかける。
4 途中でもL君の話を終わらせる。
5 L君と一緒に予定を確認する。

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13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題4-1

(事例)
L君(12歳、男性)は、6歳のとき、アスペルガー症候群(Asperger’s syndrome)と診断された。てんかん(epilepsy)を合併しており、1か月に1回程度、身体の脱力発作が起こることがある。
現在は、アスペルガー症候群(Asperger’s syndrome)を理由に療育手帳を取得して、特別支援学校(小学校6年)に通学している。靴に強いこだわりがあり、靴が替わっていたり、玄関に置いてある位置がいつもと違ったりすると次の行動ができずに、スクールバスに乗り遅れてしまうことがある。
学校では、興味のあることはよく友達と話をするが、話が終わらないこともあり、悪気はないのに失礼な発言をすることがある。教室の中が騒がしかったり、大きな音がすると耳を手でふさいでしまう。また、運動が大好きで、特に泳ぐことには積極的である。家では決まった場所で食事をして、決まった時間に決まったテレビを見て過ごしている。しかし、そのパターンが崩れると落ち着きがなくなる。
(問題)
L君の障害特性に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 言葉の遅れがみられる。
2 計算するのが苦手である。
3 自分のことばかり話す。
4 動き回る。
5 何度言っても忘れ物をする。

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13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題3-3

(事例)
Kさん(43歳、女性)は、8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は、治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように、必要な認定を受けている。Kさんは夫と2人で暮らしており、夫は朝早くKさんの朝食を作り、仕事に出かける。
Kさんは肩関節や肘関節、股関節の可動域が狭く、左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは、室内を自分の力で歩き、リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし、からだの動きにくい午前中は、公的な制度を利用し、介護職に自室の掃除を依頼している。


(問題)
Kさんは右利きであり、食べ物を口まで運ぶことが難しくなってきている。
Kさんが自立した食事を継続するために必要なスプーンの工夫として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 重量を軽くする。
2 柄を短くする。
3 握りを太くする。
4 スプーンを大きくする。
5 すくう部分を左に曲げる。

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13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題3-2

(事例)
Kさん(43歳、女性)は、8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は、治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように、必要な認定を受けている。Kさんは夫と2人で暮らしており、夫は朝早くKさんの朝食を作り、仕事に出かける。
Kさんは肩関節や肘関節、股関節の可動域が狭く、左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは、室内を自分の力で歩き、リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし、からだの動きにくい午前中は、公的な制度を利用し、介護職に自室の掃除を依頼している。


(問題)
Kさんは、股関節の屈曲制限があるので、便座を高くし、トイレ動作が自立できるように工夫する必要がある。
トイレットペーパーを右斜め前方に設置する場合、Kさんが便座に座った状態で、どの位置の高さにしたらよいか、適切なものを1つ選びなさい。
1 大腿骨骨頭
2 上腕骨中間部
3 脛骨中間部
4 鎖骨
5 腓骨中間部

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13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題3-1

(事例)
Kさん(43歳、女性)は、8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は、治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように、必要な認定を受けている。Kさんは夫と2人で暮らしており、夫は朝早くKさんの朝食を作り、仕事に出かける。
Kさんは肩関節や肘関節、股関節の可動域が狭く、左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは、室内を自分の力で歩き、リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし、からだの動きにくい午前中は、公的な制度を利用し、介護職に自室の掃除を依頼している。


(問題)
Kさんが訪問系サービスを依頼するとき、優先的に使用するサービスを規定している制度として、正しいものを1つ選びなさい。
1 障害者自立支援法
2 介護保険法
3 難病対策要綱
4 障害者基本法
5 生活保護法

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13総合問題

第25回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題2-3

(事例)
Jさん(84歳、男性)は、20年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、後遺症で軽度の左片麻痺となった。屋内では、T字杖を使用すれば歩行できるが、転倒するのが心配で、ほとんど外出しなかった。
1年ほど前から、夜よく眠れない、通院する曜日を間違える、薬を飲み忘れるなどの状態になり、血管性認知症(vascular dementia)と診断された。
半年前から夜間の不穏状態や妻への暴力行為がたびたび出現するようになり、妻が介護しきれなくなって、Jさんは介護老人福祉施設に入所することになった。
入所後も施設内はT字杖を使用して、歩行は可能であった。しかし、慣れない場所で、より不安が強くなっているようすであった。
(問題)
Jさんは入所後2か月を過ぎても周囲とのかかわりはほとんどないが、「若いころは空手の指導者もしていた」と明るい表情で介護職に自慢することがある。
現在の生活を改善するための介護職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ポータブルトイレの利用を勧める。
2 部屋替えを行う。
3 ベッドの配置を変える。
4 施設での集団プログラムへの参加を促す。
5 特技を活かしたレクリエーションを企画する。

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