Cさん(83歳,女性)は,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)で,介護老人保健施設に入所している。最近,もの盗られ妄想 がひどくなり,「時計がない」「金の時計だから盗まれた」「嫁が盗んだに違いない」と言い,週末に訪れる長男の妻のDさんに対して大声で,「返して」と言っている。Cさんへの介護目標として,最も適切なものを1つ選びなさい
1 行動・心理症状(BPSD)を改善する。
2 Dさんの汚名を晴らすことができる。
3 Dさんと穏やかに過ごすことができる。
4 説明を受けて理解することができる。
5 興奮時は薬で鎮静を図る。
次の事例を読んで、問題67、問題68について答えなさい。
<事例>
Sさん(65歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。脳梗塞の後遺症として、右片麻痺があり、認知症がある。普段の体温は36度、血圧は140/80mmHG程度で安定している。認知症の症状に波があり、良い時と悪い時がはっきりしている。ろれつが回らず言葉がはっきりしない、ちょっとしたことで泣いたり、急に怒り出したりするときもある。
上着は自分で着ることができるが、ズボンの上げ下げに時間がかかる。トイレに行きたいとたびたび訴えるが、間に合わずに漏らしてしまうこともある。膀胱・尿道に疾患や障害はない。便秘のため座薬が処方されているが、本人は嫌がっている。また、下着が汚れることを気にして、水分をあまりとろうとしない。
介護目標として、「便秘が改善する」ことを掲げた。
問題68 介護目標に対する支援方法の記述として、適切なものを1つ選びなさい。
1 緩下剤の服用を促す。
2 水分を多めに摂取する。
3 朝食後、トイレで便座に座る。
4 ストレッチ体操を一部介助する。
5 朝食前に、腹部を10~20回、時計回りにマッサージする。
次の事例を読んで、問題67、問題68について答えなさい。
<事例>
Sさん(65歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。脳梗塞の後遺症として、右片麻痺があり、認知症がある。普段の体温は36度、血圧は140/80mmHG程度で安定している。認知症の症状に波があり、良い時と悪い時がはっきりしている。ろれつが回らず言葉がはっきりしない、ちょっとしたことで泣いたり、急に怒り出したりするときもある。
上着は自分で着ることができるが、ズボンの上げ下げに時間がかかる。トイレに行きたいとたびたび訴えるが、間に合わずに漏らしてしまうこともある。膀胱・尿道に疾患や障害はない。便秘のため座薬が処方されているが、本人は嫌がっている。また、下着が汚れることを気にして、水分をあまりとろうとしない。
介護目標として、「便秘が改善する」ことを掲げた。
問題67 Sさんに関する情報の解釈として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 着衣失行がある。
2 構音障害がある。
3 更年期障害がある。
4 体温調節機能障害がある。
5 パーソナリティ障害がある。
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