07介護過程

第26回介護福祉士国家試験過去問題:介護過程-8

次の事例を読んで、問題67、問題68について答えなさい。
事例>
 Sさん(65歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。脳梗塞の後遺症として、右片麻痺があり、認知症がある。普段の体温は36度、血圧は140/80mmHG程度で安定している。認知症の症状に波があり、良い時と悪い時がはっきりしている。ろれつが回らず言葉がはっきりしない、ちょっとしたことで泣いたり、急に怒り出したりするときもある。
 上着は自分で着ることができるが、ズボンの上げ下げに時間がかかる。トイレに行きたいとたびたび訴えるが、間に合わずに漏らしてしまうこともある。膀胱・尿道に疾患や障害はない。便秘のため座薬が処方されているが、本人は嫌がっている。また、下着が汚れることを気にして、水分をあまりとろうとしない。
介護目標として、「便秘が改善する」ことを掲げた。
問題68 介護目標に対する支援方法の記述として、適切なものを1つ選びなさい。
1  緩下剤の服用を促す。
2  水分を多めに摂取する。
3  朝食後、トイレで便座に座る。
4  ストレッチ体操を一部介助する。
5  朝食前に、腹部を10~20回、時計回りにマッサージする。


正解: 2
体操することもマッサージも、まったくの不正解とは言えませんが、
水分を嫌がるということから、水分を多めに摂取するが正解ですね。

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