訪問介護サービスを利用している認知症のGさん(女性)は自宅付近を徘徊するようになり、町内の人たちやスーパーマーケットの従業員から苦情が出ている。この機会に、Gさんを含めた地域の認知症の人たちや家族の支援のために地域のネットワークをつくることとなり、地域の社会福祉協議会か主催し、関係者の会議を開催することになった。
会議における訪問介護事業所のサービス提供責任者の対応として、適切でないものを一つ選びなさい。
1 地域の認知症の人たちの事例を関係者で報告し、問題を共有することを提案する
2 社会福祉協議会にボランティアの養成を提案する
3 町内会に認知症の理解を広げる方策を提案する
4 スーパーマーケットを除いた地域のネットワークづくりを提案する
5 地域包括支援センターに地域のネットワークづくりへの協力を提案する
関節リウマチがあるEさん(88歳、男性、要介護3)は、家族と同居して、訪問介護を利用している。訪問介護員に「家族に介護の負担をかけるのではないか」と、今後の生活に不安を持っていることを話した。介護事業所で今後の支援について話し合うことになった。
Eさんへの支援のあり方として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 家族に訪問介護のサービス内容を選択させる。
2 Eさんには訪問介護サービスに関する情報提供を控える。
3 Eさんから今後の介護サービスについての要望を聴く。
4 Eさんの介護は、サービス提供責任者の判断を優先する。
5 Eさんが苦情を述べていないので問題はないと考える。
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