Fさん(21歳、男性、身体障害者手帳1級)は、大学1年生(18歳)の時に通学中の交通事故により両大腿切断術を受けた。その後、Fさんは19歳の時に大学を中退して、就労の社会経験がないまま、20歳の時に障害者支援施設に入所した。
現在、訓練中は両足に義足を装着し、2本の杖を使用して歩行できる状態である。また、自動車の運転免許取得に向けて取り組み、社会復帰を目指している。訓練以外では車いすを使用しており、日常生活は自立している。
Fさんが、所得保障のために利用している制度として、正しいものを1つ選びなさい。
1 傷病補償年金
2 障害基礎年金
3 障害厚生年金
4 特別児童扶養手当
5 特別障害給付金
正解を見るFさんは、運転免許を取得して自家用車を購入することにした。
全国一律に利用できる制度で、Fさんが自家用車利用に関して経済的負担を軽減できるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ドライブレコーダーの購入費
2 ガソリンの代金
3 自動ブレーキ装置の購入費
4 有料道路(高速自動車国道)の通行料金
5 ガソリンスタンドでの洗車料金
正解を見るFさんは、車いすに長時間乗ったままで過ごさないように留意している。
その理由として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 関節の拘縮予防
2 骨の変形予防
3 神経麻痺の予防
4 腱の断裂予防
5 筋組織の壊死予防