13総合問題

第30回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-1

総合問題

次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

[事例]

 Bさん(72歳、女性)は1か月前に脳出血(cerebral hemorrhage)で倒れて、不全麻痺は残ったが、自力でベッドから車いすに移乗できるまでに回復した。

食事や排泄はベッドから離れて行えるようになり、在宅で生活することになった。

Bさんは長女と同居しているが、長女は働いていて日中不在なので、介護保険の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。

Bさんは日中はベッド上での生活が主体である。車いすの左側のブレーキをかけ忘れることや、左側の物に気づかずに衝突してしまうことがある。

また、食事の時にお膳の左側の食べ残しが目立ち、屋内の生活にも何らかの介助が必要である。

問題(1)

Bさんの症状として、正しいものを1つ選びなさい。

1 全般性注意障害

2 失行

3 見当識障害

4 実行機能障害

5 左半側空間無視

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問題(2)

Bさんの状態に該当する障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)の判定として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ランクA1

2 ランクA2

3 ランクB1

4 ランクB2

5 ランクC1

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問題(3)

ある朝、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問すると、Bさんが寝室の床に倒れていた。

訪問介護員(ホームヘルパー)が最初に取るべき行動として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 床から抱き起こす。

2 家族に連絡をする。

3 救急車を呼ぶ。

4 意識を確認する。

5 主治医に連絡する。

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