01人間の尊厳と自立

第24回介護福祉士国家試験過去問題:人間の尊厳と自立1

左大腿骨頸部骨折で入院していた軽度の認知症のあるAさんが、介護老人保健施設に入所し2週間が経過した。入所時は、環境の変化によるせん妄が見られ、日常生活の不活発による食欲低下から食事摂取量が少なかった。また転倒の恐れもあった。現在はせん妄がなくなり趣味のカラオケをしたいとの要望が出るほどになってきたが、日常の金銭管理は出来ない状態である。
介護職の支援のあり方として、適切なものを一つ選びなさい。
1 提供する食事の量が多いと判断して減らす。
2 安全性を考慮し、ベッドを柵で囲む。
3 移動の際は全介助で行う。
4 他の利用者と一緒にカラオケをする場を設ける。
5 家族に対し預金通帳の名義を変更するよう助言する。


正解:4
どう考えても4以外はNGですので、
比較的すんなり応えられる問題だと思います。
これまでの国家試験だと、最初に社会福祉概論が来ていたので、
制度の変遷とか人物とかの問題が出てくることが多く、
いきなりパンチを食らう印象が大きかったのですが、
こういう問題からくると、拍子抜けした感じの方も多かったのでは・・・。

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