Fさん(80歳,男性)は,パーキンソン病(Parkinson disease)である。不安定ではあるが,歩行ができる。振戦があり,長い時間座位を保つことが難しい。Fさんに対する介護福祉職のリスクマネジメントとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 歩行を始めるときは,リズムをとれるように一声かける。
2 移動はいつも車いすを使い,ベルトで体を固定する。
3 お茶は湯飲みにたっぷり注いで出す。
4 浴槽につかっている間は,浴室から離れる。
5 いすから立ち上がるときは,顎を前に出して,体幹を伸展させる。
「高齢者虐待調査結果」に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
※「高齢者虐待調査結果」とは,「2014年度(平成26年度)高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」(厚生労働省)のことである。
1 被虐待高齢者と虐待を行った養護者(虐待者)との同居・別居の状況は,「虐待者とのみ同居」が最も多い。
2 被虐待高齢者からみた虐待を行った養護者(虐待者)の続柄は,「夫」が最も多い。
3 被虐待高齢者と虐待を行った養護者(虐待者)の家族形態は,「子夫婦と同居」が最も多い。
4 養介護施設従事者等による虐待についての相談・通報者は,「家族・親族」が最も多い。
5 養介護施設従事者等による虐待の事実が認められた施設・事業所の種別は,「有料老人ホーム」が最も多い。
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