正解：　４

爪切りについての問題です。

爪切りは入浴後に切ることが多いことを思えば１はないことがわかりますね。
３は手首をもって動かないようにするということですが、手首を持っていたら手首動いちゃいますよね。

正解：　４

えっ、と一瞬固まった人も多かったと思います。
こんなカテゴリーの問題が突然出現するのが介護福祉士国家試験の恐ろしさですね。

ただ、シンプルに考えればそれほど難しい問題ではありません。

まず、扉を締め切った状態で換気をするのであれば、窓は複数開けた方が空気が通ると考えると思うので、
ひとつしか窓を開けない１と３は除外できます。
不達の窓の位置関係を整理すると、
BとCは隣りあわせの窓、
AとDは向かい合わせになっている窓、
AとEは斜め方向になっている窓。
位置関係から考えて、向かい合わせになっている窓の方が空気の流れますので、換気の効率でいえば
正解は４になります。

慌てず冷静に問題をとらえることが大事ですね。

正解：　３

普通に考えれば、転倒の原因になるであろう２と５は除外するべきだとわかりますよね。
１は夜間に直接光が入ったら当然まぶしくなり周りが見えにくくなりますので、間接照明を使うことが望ましいですよね。
４では、むやみに移動を増やす必要はないと思いますが、本人にできることは維持していくことが望ましいので、
３になるでしょうね。

正解：　5

この問題ですが、まあ５以外におそらく正解はないのですが、
いまだに介護保険の目的としている自立支援の自立とは何かという定義は確定していないように思います。

実は今回の介護報酬改定議論の中に提出された厚生労働省作成の資料の中でも

「自立」の概念について、どのように考えるのか

という議題があり、
ぶっちゃけ今までやってきた自立支援とは何だったのかという根幹が揺らぐような事態になっています。
これは報酬改定上の加算の中でも選択肢３にあるようなADLの改善や要介護度の改善ばかりに主眼を置いたインセンティブについての議論があり、
そもそも自立って何だろうねっていう話になったわけです。
自分のブログの中でも書きましたので、興味がある人はどうぞ。

【社会保障審議会・介護給付費分科会】自立支援インセンティブ議論、要介護者の半分は自立にできる？

正直、まったく同じような問題が出題されることは今回は少なくともないと思います。

自立とは何でしょうね。