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第30回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ-2

こころとからだのしくみ

Kさん(91歳、男性、要介護1)は、65歳の娘と二人暮らしである。訪問介護員(ホームヘルパー)が週2回通っている。

もともと頑固で怒りやすい性格だが、ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が茶碗(ちゃわん)を割ったのをきっかけに怒りを爆発させて、この訪問介護員(ホームヘルパー)を代えるように娘に主張した。

それは難しいと娘が説明したところ、「もういい、他人には自分の気持ちを理解できるはずがないから、どうせ代わっても今と変わりはない」と話を打ち切ってしまった。

この会話でKさんにみられた適応機制として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 抑圧

2 合理化

3 反動形成

4 昇華

5 投影

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正解:2

また出ましたね、適応規制。

もう一度確認しておきましょう。

この適応規制。こんだけ頻出しているわけですが、それぞれの特徴を言葉として知っていたとしても介護福祉士としての資質に何の影響があるのかといわれるとうーん、という気にもなりますが。

あまり現場で、あれは昇華だね、とか投射だね、なんていうことはないですね。