サイトアイコン 介護福祉士国家試験合格オンライン

第30回介護福祉士国家試験過去問題:生活支援技術-2

生活支援技術

介護老人福祉施設における居室の環境整備で留意すべき点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者が使い慣れた家具を置く。

2 居室のドアは開けたままにしておく。

3 時計は天井に近い壁に掛ける。

4 居室の温度は、介護福祉職の感覚に基づいて調整する。

5 多床室は、入口から室内が見通せるように家具を配置する。

正解を見る

正解:1

それまでその人が大切にしていたものがあること、見慣れた景色があるということは精神的な安定ももたらします。
それまでの生活の延長として生活できることが望ましいです。

というのが教科書的な回答ですけど、そうでない方もいます。
まったく生活を変えたいという人もいます。

典型的な「昔の人の価値観」だけにとらわれない方がいいです。

ただ、それ以外の選択肢がどう考えてもなさそうですから。1です。

4のような施設、あります。
夏場で冷房が強きすぎて、利用者が寒い寒いと苦情を言う施設、あります。
そりゃ職員は動いているんで暑いだろうしお風呂の介助も大変で、かわいそうですけれど。