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第30回介護福祉士国家試験過去問題:コミュニケーション技術-3

コミュニケーション技術

Kさん(75歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)を発症して、1か月間入院した後、介護老人保健施設に入所した。Kさんは重度の運動性失語症(motor aphasia)のため、自分から話すことはなかった。
入所して2か月ほど過ぎた頃、Kさんは、少しずつ言葉が話せるようになった。
ある日の午後2時頃、介護福祉職に向かって、「お茶、いや、違う、お、お、違う、ええと」と話し始めたが、伝えたい言葉が見つからないようで、もどかしそうであった。
この時のKさんへの介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「何を言いたいのでしょうか」
2 「もう1回繰り返してください」
3 「おやつの時間まで待ってください」
4 「何か飲みたいのですね。お水ですか?」
5 「言葉が出てきてよかったですね」

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正解:4

こちらはさっきと逆にクローズドクエスチョンをしています。
はいいいえでこたえられる質問を意図的に行っています。

でも、今回のように自分から話すことがなかった方がこのように自分の言葉で意思を表現しているので、
それをちゃんと受け止めるということが大事ですね。