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第30回介護福祉士国家試験過去問題:社会の理解-12

社会の理解

サービス付高齢者向け住宅に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 各居住部分には、台所、水洗便所、収納設備、洗面設備及び浴室の設置が義務づけられている。
2 居室の面積基準は、15㎡である。
3 食事の提供が義務づけられている。
4 入居者は、必要に応じて、介護保険サービスの利用ができる。
5 対象者は、単身高齢者に限られている。

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正解:4

サービス付き高齢者向け住宅、いわゆる「サ高住」についての問題です。
有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅とどう違うの、といった疑問も多いと思いますが、
サービス付き高齢者向け住宅は賃貸住宅であることと施設の外部からサービスを受けることができるということが最大の特徴です。

サービス付き高齢者向け住宅の入居者が
近隣のデイサービスに通うこともできますし、
福祉用具をレンタルすることもできます。
ヘルパーさんを利用して掃除などをお願いすることもありますが、
サービス付き高齢者向け住宅の場合は併設でヘルパー事業所がある場合が多いので、
そこのヘルパーが来てくれます。
デイサービスを併設しているところもあるし、24時間巡回の定期巡回随時対応サービスを併設しているところもありますよね。

なので、サービス付き高齢者向け住宅についての出題については、
サービス付き高齢者向け住宅の併設事業所で働いているヘルパーさん以外にとっては
未知の世界に感じる出題になりますね。