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第29回介護福祉士国家試験過去問題:介護の基本-7

介護の基本

ユニット型指定地域密着型介護老人福祉施設に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 家族や友人などが,気軽に宿泊できるように配慮する。
2 昼間は,2ユニットごとに常勤1名の介護職員を配置する。
3 食事は,施設が決めた時間内に食べ終わるように介護する。
4 利用者数は,災害などの事情があっても,定員数以内とする。
5 多様な娯楽設備を備えて,外出しなくても施設内で生活を完結できるようにする。

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正解:1

これ、ユニット型指定地域密着型老人福祉施設って、見たことあります?
定員が29名以下の地域密着型の特養ですね。
このユニット型については、食事や談話ができる共同スペースと個室で構成されているものとなります。
基準にも、「ユニット型指定地域密着型介護老人福祉施設の居室は、家族や友人が来訪・宿泊して入居者と交流するのに適した個室であることから、これらの者ができる限り気軽に来訪・宿泊することができるよう配慮しなければならない」と記載されています。

なんとなく、介護福祉士試験というよりもケアマネ試験っぽい、レアなサービスについての出題ですよね。

余談ですが、ケアマネ試験は合格率が21%台に上昇し、試験の難易度は下がったといわれています。
ケアマネ試験と介護福祉士試験、似たような問題も増えているような気がします。