13総合問題

第27回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題-5

(総合問題2)
次の事例を読んで,問題112から問。題114までについて答えなさい。
〔事 例〕
Jさん(80歳,女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され,要介護3と認定された。次第に徘徊することが多くなって,夫(88歳)が介護することは難しくなり,現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。
Jさんは,「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など,実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き,Vコンビニエンスストアで発見されたことが1回ある。
家族の了解を得て,GPS追跡機をJさんの身に着けてもらうことにした。また,地域のネットワークを活用して,Jさんが発見されたVコンビニエンスストアの店員,地域の民生委員,自治会,老人クラブなどに呼びかけ,一人で歩いているJさんを見かけたときは,グループホームに連絡を入れてもらうようにした。一方で,介護福祉職は, Jさんが外出したいときには,付き添って外出していた。
地域の住民から,「Jさんに似た人をW橋のそばで見かけました」と連絡が入った。W橋はVコンビニエンスストアから2 kmほど離れている。JさんのGPS追跡機が居室で見つかったが,Jさんの姿はグループホーム内に見当たらなかった。この時点で,介護福祉職がとるべき対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 グループホームで帰ってくるのを待つ。
2 休暇中の職員全員に出勤してもらう。
3 地域のネットワークに協力を依頼する。
4 Jさん宅に探しに行く。
5 VコンビニエンスストアでJさんが来るのを待つ。


正解: 3
地域とのつながりも大事ですし、
市町村の徘徊検索ネットワークなどに登録しているといいですよね。

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