Dさん(42歳,男性)は,営業の仕事をしていた。休日に趣味のサイクリングの最中,交通事故に遭った。脊髄を損傷し,対麻痺の状態になり,車いすで移動する生活になった。
Dさんに関する次の記述のうち, ICF (International Classification of Functioning,Disability and Health : 国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」と「活動」の関係を示すものとして,適切なものを1つ選びなさい。
1 移動に車いすを使う生活になり,退職することになった。
2 上肢は自由に動かせる状態であり,車いすで移動できるようになった。
3 玄関の周りをバリアフリーにすることで,一人で外出できるようになった。
4 サイクリングの楽しさを忘れられず,車いすマラソンに取り組む準備を始めた。
5 脊髄損傷のために,排尿のコントロールが困難になった。
2010年(平成22年)の「国民生活基礎調査」(厚生労働省)に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1 65歳以上の者のいる世帯の場合,世帯構造別の構成割合は,「単独世帯」と「夫婦のみの世帯」を合わせても半数以下である。
2 65歳以上の者のいる世帯の場合,世帯構造別の構成割合は,「三世代世帯」が半数を超えている。
3 主な介護者が同居の家族の場合,「子の配偶者」が主な介護を担う割合は,「配偶者」,「子」を上回っている。
4 主な介護者が同居の家族の場合,その介護者の年齢は,男女共に60歳以上の割合が半数を超えている。
5 要介護者等と同居する主な介護者のうち,男性の割合は1割程度である。
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