月: 2013年1月

13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題4

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Lさん(24歳、男性)は、小さい頃からスポーツ好きだった。特に球技が得意で、学生時代はサッカー選手だった。2年前に大学を卒業後、就職して2カ月後に交通事故で胸髄損傷(thoracic spinal cord injury)を負い、両下肢が不全麻痺の状態になった。尿意はなかったが自己導尿が可能となっていた。障害手帳を取得したものの、家に引きこもって家族の介護を受けていた。1年前よりようやく生活介護事業所に通所できるようになった。通所当初から障害を受容できず、何事にも消極的で、他の利用者や職員とほとんどコミュニケーションをとらなかった。生活面も車いすへの移乗や移動は職員任せであった。時折、外を見ながら、涙ぐんでいるときがあった。ある日、送迎時の車の中で、Lさんは職員に「なぜこんなことになったのか、僕には仕事も、スポーツも、結婚も、もうない」とぽつりと言った。
問題
送迎に付き添う介護職が、Lさんにかける言葉として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 「頑張ればきっとよくなりますよ」
2 「リハビリをして仕事に復帰しましょう」
3 「サッカーの試合を観戦しに行きませんか」
4 「今の思いをゆっくり話してみませんか」
5 「学生時代の友人に会ってみませんか」

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題3

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Kさん(78歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of hte Alzheimer’s type)(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅡa)と診断されていた。夫が亡くなった後、隣町で理容店を営む息子夫婦と同居するようになった。3ヶ月たった頃から夕方になると「夫が帰って来ない」と玄関先に座るようになり、夜中に夫を探して家中歩き回るようになった。診察の結果、認知症(dementia )の進行(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅢb)が認められた。Kさんが夜間に徘徊するため息子の妻は不眠が続き体調を崩してしまった。現在、Kさんは自宅に近いグループホームに入所している。
問題
認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅣまで認知症が進行したときに予測されるKさんの状態として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 息子夫婦の商売を心配するようになる
2 自室の掃除など身の回りのことをするようになる
3 食事のたびに代金の事を心配するようになる
4 夫のことを言わなくなる
5 妄想による問題行動が継続する

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題2

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Kさん(78歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of hte Alzheimer’s type)(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅡa)と診断されていた。夫が亡くなった後、隣町で理容店を営む息子夫婦と同居するようになった。3ヶ月たった頃から夕方になると「夫が帰って来ない」と玄関先に座るようになり、夜中に夫を探して家中歩き回るようになった。診察の結果、認知症(dementia )の進行(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅢb)が認められた。Kさんが夜間に徘徊するため息子の妻は不眠が続き体調を崩してしまった。現在、Kさんは自宅に近いグループホームに入所している。
問題
息子夫婦は週一回面会に来るようになったが、Kさんの病状が進行していくことを心配している。息子夫婦に対する介護職の働きかけとして、最も適切でないものを一つ選びなさい。
1 過去1週間のKさんの生活の状態を報告した
2 面会時にKさんと一緒に近所を散歩することを勧めた
3 今後予測されるKさんの状態を説明した
4 他の利用者を考慮して月1回の面会にしてほしいと頼んだ
5 病状のことで問題があれば医療職と連携して対応することを伝えた

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13総合問題

第24回介護福祉士国家試験過去問題:総合問題1

次の事例を読んで答えなさい。
(事例)
Kさん(78歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of hte Alzheimer’s type)(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅡa)と診断されていた。夫が亡くなった後、隣町で理容店を営む息子夫婦と同居するようになった。3ヶ月たった頃から夕方になると「夫が帰って来ない」と玄関先に座るようになり、夜中に夫を探して家中歩き回るようになった。診察の結果、認知症(dementia )の進行(認知症高齢者の日常生活自立度ランクⅢb)が認められた。Kさんが夜間に徘徊するため息子の妻は不眠が続き体調を崩してしまった。現在、Kさんは自宅に近いグループホームに入所している。
問題
夕方になると「夫が帰ってくるので、家に帰ります」と言って足早に外に出ようとするKさんに介護職がかける言葉として、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 「暗くなるので外は危ないですよ」
2 「家に帰りたいのですね」
3 「ここがKさんの家ですよ」
4 「明日息子さんに来てもらいましょう」
5 「もうすぐ夕食の時間ですよ」

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11こころとからだのしくみ

第24回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ12

キューブラー・ロス(Kübler-Ross,E.)が示した終末期にある人の心理の過程として、正しいものを一つ選びなさい。
1 悲観
2 怒り
3 卑屈
4 悟り
5 平安

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11こころとからだのしくみ

第24回介護福祉士国家試験過去問題:こころとからだのしくみ11

睡眠に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 睡眠時間が長ければ長いほど健康的である。
2 レム睡眠は30分ごとに繰り返し出現する。
3 抗ヒスタミン薬は覚醒作用がある。
4 最も深い眠りの段階はノンレム睡眠である。
5 ヒトは松果体に体内時計がある。

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