Kさん(75歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)を発症して、1か月間入院した後、介護老人保健施設に入所した。Kさんは重度の運動性失語症(motor aphasia)のため、自分から話すことはなかった。
入所して2か月ほど過ぎた頃、Kさんは、少しずつ言葉が話せるようになった。
ある日の午後2時頃、介護福祉職に向かって、「お茶、いや、違う、お、お、違う、ええと」と話し始めたが、伝えたい言葉が見つからないようで、もどかしそうであった。
この時のKさんへの介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 「何を言いたいのでしょうか」
2 「もう1回繰り返してください」
3 「おやつの時間まで待ってください」
4 「何か飲みたいのですね。お水ですか?」
5 「言葉が出てきてよかったですね」
次の事例を読んで,問題について答えなさい。
〔事 例〕
Jさん(78歳,女性)は,軽度の認知症(dementia)がある。K訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問した時, Jさんは,K訪問介護員(ホームヘルパー)が前日に準備した夕食を食べていなかった。Jさんは,不安そうな表情で昨日から食卓にある料理を指さして,これは私か食べていいの?これは誰のもの?と, K訪問介護員(ホームヘルパー)に尋ねてきた。冷蔵庫の中のお茶を飲んでいただけで,他には何も食べていない様子だった。
Jさんについてのケアカンファレンス(care conference)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 K訪問介護員(ホームヘルパー)はJさんに対する自分の感想を発言した。
2 K訪問介護員(ホームヘルパー)は支援状況を報告して,参加者に意見を求めた。
3 施設入所の時期について話し合った。
4 支援する関係者が全員参加したので,議事録は作成しなかった。
5 途中退席した参加者には,口頭で結果を伝えた。
次の事例を読んで,問題について答えなさい。
〔事 例〕
Jさん(78歳,女性)は,軽度の認知症(dementia)がある。K訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問した時, Jさんは,K訪問介護員(ホームヘルパー)が前日に準備した夕食を食べていなかった。Jさんは,不安そうな表情で昨日から食卓にある料理を指さして,これは私か食べていいの?これは誰のもの?と, K訪問介護員(ホームヘルパー)に尋ねてきた。冷蔵庫の中のお茶を飲んでいただけで,他には何も食べていない様子だった。
問題 食卓にある料理はJさんのものだと説明した後,Jさんに対するK訪問介護員(ホームヘルパー)の声かけとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
1「なぜ食べなかったのですか」
2「食べなければだめですよ」
3「無理してでも食べてください」
4「一緒に作って食べましょう」
5「1日に3食は食べましょう」
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