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第26回介護福祉士国家試験解答チェック、解答速報の誤報はどっち?

各社で解答速報が次々アップされていますが、
模範解答がすべての会社でそろっているわけではなく、
解答にばらつきがある問題が2問ほどありますので紹介します。

問題26
「介護休業制度」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 介護休業とは、10週間以上要介護状態が続いている家族を介護するためのものである。
2 介護休業は、家族1人について、通算して31日の期間を限度とする。
3 介護休業の対象となる家族には、別居の祖父母が含まれる。
4 要介護状態にある家族を1人介護する場合、1年度に5労働日を限度に、介護休暇を取得することができる。
5 要介護状態にある家族の通院の付添いに、介護休暇を使うことはできない。

これに対して、3と回答するところと、4と回答しているところがあります。
まず、3ですが、介護休業制度の対象をおさらいします。
介護休業の対象者になるのは、
・配偶者
・父母・子・配偶者の父母
・同居しかつ扶養している祖父母・兄弟・姉妹・孫
となっています。
つまり、別居の祖父母はこの対象にはなりません。
それでは4ですが、
これは要介護状態にある家族一人あたり1年に5日まで、介護の対象となる家族が二人以上いる場合は10日を限度に介護休暇を取得できますので、
これが正解。
もうひとつ、問116が割れているようですが、
これについてはまた詳しく見ていきたいと思います。

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