旧06 レクリエーション活動援助法

第18回国家試験:レクリエーション活動援助法-4-2

(事例)
1年前の脳血管障害による右上下肢機能障害のあるYさん(56歳・男性)は、以前入院していたリハ病院の訓練で、編み物(アクリル系タワシ)を習ったことがある。9ヶ月ほど前に身体障害者更正施設に入所し、現在、発症前の職場への復帰を目指していろいろな訓練を行い、また書道クラブと華道クラブにも参加している。Yさんのつくるタワシが好評になり、タワシを希望する人につくってあげている。このようなYさんに対する個別レクリエーション活動援助が課題となっている。
発症前の趣味はパチンコとカラオケバー通いであったが、今、Yさんは書や生け花、そして編み物が趣味であると言い、中でも編み物には肩こりにもめげず、熱中している。
現在、街への外出訓練も終了し、Yさんへの各種の訓練は、退所に向けて最終段階を迎えている。
次の文章の空欄ABCに該当する語句の組み合わせとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
Yさんの発症前の趣味は(A)活動と言えるが、現在は(B)要素が多く含まれている活動に興味を持っている。Yさんに対する個別レクリエーション活動援助として編み物を選択した場合、次の作品を(C)にすることが望ましい。
     A B C
1 娯楽型→創造的→マフラー
2 娯楽型→意図的→手袋
3 社交型→創造的→マフラー
4 社交型→創造的→手袋
5 社交型→意図的→マフラー


解答: 1
パチンコはどう考えても社交型の活動とはいえませんよね。

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